2021年05月09日 配信

八木が谷橋を泳ぐこいのぼり

5/9(日)船橋市北部の「二重川」でこいのぼり展示

二重川に親しむ会と八木が谷北小学校の共同作業

 船橋市高野台の二重川にかかる橋「八木が谷橋」(船橋市八木が谷)と「高野橋」(船橋市高野台1-19-20)で430日から523日までこいのぼり展示が行われている。

 今年で8回目となるこいのぼり展示を行っているのは「二重川に親しむ会」(TEL047-448-3080)。

 代表を務める藤本千恵子さんは高野台自治会や、学校評議員、子どもが小さい時はPTA会長を務めるなど地域と子どもたちの為に精力的に活動している人物だ。

 こいのぼり展示を始めたきっかけは、「白井で余っているこいのぼりを飾っている場所を見て、自分の住む町でもできないか?と思った」と話す。

 「二重川に親しむ会」の仲間で協力し、布を購入し、それを縫製が得意なメンバーがこいのぼりの形に縫い、八木が谷北小学校に託し、毎年1年生や2年生が絵付けを行っている。それを引き取り、口の針金を通し紐を結び完成したものを毎年飾っている。

 「地域と小学校の繋がりを大切にしたいと思い、絵付けを小学校にお願いしている。過去の作品もボロボロにならない限り展示するので、上級生も自分の作ったこいのぼりを毎年探している姿が見られる。今は全部で300匹が展示されています」と藤本さん。

「二重川に親しむ会」は川沿いを整備し、散策できるようにしたいとの思いで2007年にボランティア団体として発足。毎月第2日曜日に草刈りやゴミ拾い、花壇作りなどを行っている。会員の根津さんと中津さんはスクールガードも務める。

 「子どもたちがかわいくて仕方ない。子どもたちが自分の作ったこいのぼりを見て喜ぶ姿が嬉しい。それを親御さんに伝えて一緒に川に見に来てくれたら嬉しい」と根津さん。

 また中津さんは「学校と密になり、子どもたちを見守り、自然の事や、地域のことを伝えていきたい。子どもたちが大人になった時にも川を見て『昔自分の作ったこいのぼりがあがったな』と思い出してもらえたら嬉しい」と笑顔で話す。

 地域住民も毎年こいのぼりが展示されるのを楽しみに待ちわびていて、写真を撮る姿も見られる。

「毎年子どもとこいのぼりで写真を撮り成長の記録にしています」と話す親子の姿も。

「今年は例年より長く展示している。コロナで気も落ちてストレスもたまる時なので、二重川を散策し、こいのぼりを見て笑顔になってもらいたい。私たちはこれからも地域と子どもたちと川を見守りながら活動していきます」と意気込みを話す藤本さん。

こいのぼり展示は523日まで行われる。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「二重川に親しむ会」のみなさん。藤本さん(中)、根津さん(右)、中津さん(左)

  • 整備された花壇

  • 「二重川に親しむ会」の掲示板

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
  • Webサイト
スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード