2021年05月07日 配信

4月25日のアンデルセン公園

5/7(金)GWに初の入場制限をかけたアンデルセン公園

近郊のカフェは大にぎわいに

 毎年ゴールデンウイークが最も多い来園者数となる「ふなばしアンデルセン公園」(船橋市金堀町525、TEL047-457-6627)は、5月2日~5日の4日間、同園初となる入場制限を設けた。

 「ふなばしアンデルセン公園」は、年間を通して1日当たりの来場者数が最も増えるのがゴールデンウイークだという。コロナ前の例年通りであれば、ゴールデンウイーク期間中で約10万人の来場者を見込み、1日あたりは過去に約6000人~約1万人が来場している。

 そこで今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、5月2日~5日の4日間は入場数の上限を1日5000人と制限を設け、年間パスポートをすでに持っている人や前売り券を持っている人など一部のケースを除いて、入園するにはコンビニなどで購入できる日付指定前売券の購入が必要とされた。

 同園園長の細谷順子さんは「初のことでどうなるかと心配しましたが、1日平均4000人~6000人と抑えることができ、ほっとしています」と話す。例年、駐車場が満車になるような時期には園の近くの道路や分岐点となる場所に「駐車場は満車です」という看板を持ったスタッフを配置している同園。今年のGWは「入場制限をしています」という看板を持ったスタッフが配置されていた。

 園内の様子を尋ねると「例年に比べて、来園されたみなさんはのんびりと過ごされていたように見えました。混雑する時期は年間パスポートをお持ちの方はほとんどいらっしゃらないです。GWが一番混む時期なので入場制限を実施しましたが、ほかの期間で実施する予定は今のところはありません」と細谷さん。

 一方、アンデルセン公園から2キロほど離れた場所にあるカフェ「ピーターパン珈琲 船橋三咲店」(船橋市三咲4-12-20)では、来店客にいつものGWとは違う点があったという。

 店長の田中健次さんは「今年のGWは、コロナ前のGWと同じくらいかそれを上回るほどの忙しさだった。ただ、お客様で例年と明らかに違ったのは、例年であれば小さな子どもを連れたファミリー層のお客様が朝早くに来店されるケースが多かったが、今年は小さな子どもを連れたお客様はランチタイムでの来店がほとんどだった。子連れで朝早くいらしていた方は、アンデルセン公園へ行く前に立ち寄られているように見えていたので、今年はそういうパターンの方が少なかったようです。外出を自粛して地元で過ごされていて、どこか食べに行こうかとお越しくださった方が多かったのかもしれません」と振り返る。

 「開店と同時にメインホールが満席になるなど、これまでのコロナでの静けさがウソのようで驚きました。あとは咳エチケットや食事中以外でのマスクの装着など、マナーを守ってくださっている方が増えたように感じます」とも。

 また二和東エリアにある「芳蔵園」(船橋市二和東2-7-7)は、GW期間中、店先にキッチンカー「From Farm」を出店。同園が育てる梨の木の下に来店客が持参したマイチェアを置いてカフェ気分が味わえるともあり、店前には駐車場を待つ車の列ができている時間帯もあった。来店客からは「遠くまで行かなくても地元で非日常が味わえる」「子どもと来ても安心して過ごせる」という声も聞かれた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • アンデルセン公園の入場制限を事前に知らせていた掲示物

  • ピーターパン珈琲 船橋三咲店

  • 「芳蔵園」のキッチンカー

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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