2021年05月04日 配信

左から、フードバンクふなばし代表・笹田さん、マスク・ド・オッチー、フードバンクふなばし副代表・岡田さん

5/4(火)千葉ジェッツの試合会場で「フードドライブ」を実施

2シーズン目で定着の手ごたえも

 Bリーグの年間優勝チームを決めるチャンピオンシップの開催が近づいた5月1日、2日の2日間、アルバルク東京との試合会場となった「船橋アリーナ」(船橋市習志野台7-5-1)の会場内では「フードバンクふなばし」(船橋市金杉5-1-12​)と共同で「フードドライブ」が実施され、多くの食品が寄せられた。

 「フードドライブ」とは、自宅にある食品で寄付できるものを持ち寄り、回収する催し。集まった食品は、さまざまな事情により支援が必要な人たちに届けられる。同時に、地域で食べ物を破棄せず有効活用することによってフードロス解消にも貢献できるものとなる。

 日本では現在、子どもの7人に1人、そして、ひとり親世帯の子どもの半数以上が貧困状態にあるといわれ、船橋市においても子どもたちが食に不安を抱えて生活している家庭が多く存在しているという。

 そこで千葉ジェッツふなばしは「さらに新型コロナウイルスの影響拡大により経済的な苦境と戦う家庭の数も増加していることから、社会貢献活動『JETS ASSIST(ジェッツアシスト)』を通して、少しでも多くの皆さまに知っていただき、この地域に住む方々が、よりハッピーで安心して暮らせる街づくりに貢献していきたいと考えている」と5月1日と2日の試合会場でフードドライブを実施した。

 ジェッツ試合会場での「フードバンクふなばし」との「フードドライブ」実施は昨シーズンから始まって、今年で2シーズン目になる。「フードバンクふなばし」代表の笹田明子さんは「ジェッツさんの力はすごいです。初日の開場から1時間あまりで回収ボックスからあふれるほどの数が集まりました。船橋アリーナでの活動も2シーズン目に入って、みなさんのこの活動への理解もいただき、定着してきている感じがありますね」と話した。

 両日とも、定員5000人弱の船橋アリーナに、入場制限をかけて約2300人が来場。4月28日には、千葉ジェッツは年間王者を決める「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21」(以下、CS)への出場が決まっていたが、一方、5月1日の対戦相手であるアルバルク東京(以下、A東京)は、その日に負けるとCSへの出場を逃すこととなるという大一番でもあり、場内に集まったブースターの応援はより一層熱が入っていた。

 5月1日は、92-81で千葉ジェッツふなばしが勝利。これをもって、宿敵ともいえるA東京はCSの出場を逃すこととなった。

 なお、千葉ジェッツふなばしは5月2日現在、東地区2位。東地区2位でシーズンを終了した場合、クォーターファイナルの本拠地開催権を獲得できる。そのため、この後に続く5月5日の対琉球戦(アウェー)、5月8日の対秋田戦(アウェー)、5月10日の対SR渋谷(ホーム)の試合も勝ち越したいところとなる。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • フードドライブを知らせる掲示物

  • 5月1日の試合での1シーン(写真=B.LEAGUE)

  • ブースターは声を出さずに「応炎」する(写真=B.LEAGUE)

  • 場内でもブースターから選手への寄せ書きが集められた

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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