2021年05月01日 配信

会場の様子

5/1(土)船橋市民ギャラリーでの展示販売会「ふなつく市」2日間開催

マルシェ形式で59の出展ブース

 船橋市民ギャラリー(船橋市本町2-1-1船橋スクエアビル3階)で2日間に渡る展示販売会「第1回ふなつく市」初日が5月1日、予定通り開催された。

 会場は市民ギャラリー3階の1フロア全てを使って開催。入口では感染症対策として、来場者は検温し、健康チェックシートを記入。場内には250人以上が入らないよう、常に確認がされていた。ブースはゆとりをもった配置とし、59の出展者が各自の作品を展示・販売していた。

 主催は「ふなつく実行委員会」。同委員会代表は「つくりて工房 ZAP」(船橋市宮本)のおやまかずひこさん。委員会はおやまさんが出版した書籍「船橋のつくり手たち」を制作していく中で知り合ったさまざまなジャンルのメンバー9人で構成されている。

 おやまさんは昨年7月、同ギャラリーで「船橋のつくり手たち展」を開催しているが、その際、来場者から「作品を購入したい」という声を多く聞いたことから今度はマルシェ形式にしたいと思っていたという。そこで今回、市民ギャラリー側からの提案もあり、販売会として「ふなつく市」を開催する運びとなった。

 同ギャラリー館長代理の内藤亮さんは「同所でのこの規模の販売会は今回が初めてでしょう。アーティストさんたちとやり取りがあってその場で作品が買える、このようなイベントができることはうれしい。ギャラリーとしても、またこのような機会があるといい」と話した。

 59の出展者は、手芸アートや書道、イラスト、着物リメイク、粘土、竹細工などさまざまな作品販売もあれば、焼き菓子やアクセサリーの販売や、フラワーアレンジメントのワークショップブースなども設けられていた。

 中には隣同士のブースでコラボ商品を販売するアーティストも見られた。コラボしていたのは、売り上げを「船橋ふるさと応援寄附金」に寄付する船橋市出身の似顔絵師兼イラストレーター・はなおかりなさんと、写真家の宮内良美さん。宮内さんのブースには、はなおかさんがデザインした「#はなちゃんのアマビエ」が大きなパネルとして展示し「#はなちゃんのアマビエ」と記念写真を撮影してもらえるというもの。500円で撮影するとデータを受け取れ、そのうち200円は「船橋ふるさと応援寄附金」に寄付されるコラボとなっている。

 天候に左右されることない屋内会場でのマルシェでは「作品を手に取って購入できてうれしい」「知り合いがたくさん出ている」と、多くの来場者が出展者と会話や記念撮影をしながら買い物を楽しむ様子が見られた。

 代表のおやまさんは、「こんな時ではありますが少しずつでも前に進まなくては。これからもグループとして続けていき、大きくしていきたい。来年もぜひ開催したい」と意気込みを見せた。

 同市は5月2日まで開催。5月2日の開催時間は10時~16時。入場無料。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 代表のおやまかずひこさん

  • 「#ハナちゃんのアマビエ」と記念撮影をしてもらえる写真家・宮内さんとイラストレーター・はなおかさんとのコラボブース

  • 出展者。右は「ふなつく市」ポスターのキャラクターを描いた市内在住イラストレーター・安川和恵さん、左は市内にアトリエを構えるフラワー作家・伊藤かおりさん

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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