2021年04月27日 配信

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4/27(火)ふなばし三番瀬海浜公園に「潮干狩り」シーズン到来

企画展「これでバッチリ!潮干狩り2021」も開催

 ふなばし三番瀬海浜公園(船橋市潮見町40、TEL  047-435-0828)で4月25日、春の海辺の風物詩「潮干狩り」が始まり、企画展「これでバッチリ!潮干狩り2021」も開催されている。

 同公園は、県内では都心に1番近い潮干狩り場として、例年市内はもとより首都圏から人が集まり、10万人近い来場客でにぎわってきた。

 今年の潮干狩りは新型コロナウイルス感染症対策として、公園内での混雑を避けるため利用料を採貝料込みの金額にし、利用券の購入はコンビニエンスストアでの事前購入のみで、公園内で利用券の販売は行っていない。土曜・日曜・祝日は日付指定にし、入場制限(5000人)を設けている。

 公園にはコインロッカーや足洗い場を備えているほか、潮干狩りに必要なクマデの貸し出し(有料)もある。噴水広場やバーベキュー場(有料・要予約)が整備され、子どもから大人のグループまで一日中楽しむことができる。

 「今年は無事に開催することができてよかったです。例年と異なるところが多いですが、来場者に安心して潮干狩りを楽しんでいただけるよう新型コロナウイルス感染症への対策をしっかり進めています」と話すのは、船橋市公園協会担当者の大谷雄一郎さん。

 浦安市から初めて来たという親子連れは「チケットの購入も問題なかった。潮干狩りは夕食の食材にもなるし楽しいです」と話した。

 初日の4月25日の入場者数は4297人。潮干狩りは5月30日まで。開場時間、開催有無、GW中の開催日は潮の干満によっても異なるため、事前にふなばし三番瀬海浜公園のホームページ内の潮干狩り情報(https://www.sambanze.jp/facility/park/shell_gathering.html)でチェックが必要。雨天決行、荒天中止。

 利用料金は大人(中学生以上)=1,350円(採貝料1㎏含む)、 子ども(4歳以上)=670円(採貝料500グラムを含む)。利用料金に含まれるアサリをこえて持ち帰る場合は別途500gにつき450円。

 潮干狩り期間内、「ふなばし三番瀬環境学習館」(船橋市潮見町40、TEL 047-435-7711)では潮干狩りについての企画展「これでバッチリ!潮干狩り2021」も開催され、潮干狩りをさらに盛り上げている。アサリの疑問質問に答えるコーナーやアサリの大図解、どれひとつとして同じ模様がないというアサリの貝殻320個の展示などがある。特に疑問質問コーナーでは、「こちらから提示しているものだけでなく、アンケートにあった質問にも答えています」と話すのは、同館科学コミュニケーターの小澤鷹弥さん。例えば「どうして開催していない日があるの?」という質問は、実際子どもたちから上がったものだという。

 同企画展は5月30日まで。利用料は、一般=400円、高校生・大学生=200円、船橋市外の小・中学生=100円。開館時間は9時~17時。月曜休館(祝日・休日と重なった場合は次の平日が休み)。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 入り口では検温、手指消毒を徹底

  • 企画展の説明をする小澤鷹弥さん

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