4/23(金)船橋商工会議所青年部が「渋沢栄一が教えるお金の絵本」を船橋市に寄贈
市内児童ホームや子育て支援センター、図書館、公民館図書室へ
地域の経営者団体「船橋商工会議所青年部(通称:船橋YEG)」(船橋市本町1-10-10)が絵本「渋沢栄一が教えるお金の絵本『おかねってなぁに?』」を船橋市に寄贈するため4月21日、松戸徹船橋市長を表敬訪問した。
今回、船橋YEGが市に寄贈したのは、渋沢栄一が2024(令和6)年に発行される新しい1万円札の肖像に選ばれたことをきっかけに、全国の子どもたちにお金の大切さを学んでもらうため、日本商工会議所青年部が制作した絵絵本。
「民の繁栄が、国の繁栄につながる」という想いのもと、1878年に東京商工会議所を創立し、初代会頭を務めたのが渋沢栄一となり、企画趣旨に賛同した全国の商工会議所青年部会員や、一般の人から協賛金を募り16,500冊を制作したという。
絵本は渋沢栄一の玄孫である澁澤健さんが監修。渋沢栄一がお金の大切さなどをわかりやすく解説する内容となっている。
日本商工会議所では全国の子どもたちへ届けるため、地域の図書館や小学校などに寄贈を行い、船橋では30冊が松戸徹船橋市長に贈られた。寄贈された絵本は、市内の児童ホームや子育て支援センター、図書館、公民館図書室に配架される予定だという。
寄贈式では今年度のYEG活動についてやメンバーの近況について市長に報告があり、寄贈式では今年度の会長となった下川太郎さんから絵本が手渡された。
絵本制作にあたり日本YEG会長の米良会長は「日本資本主義の父であり、商工会議所の創設者である渋沢栄一翁を、商工会議所の青年部として、周知に貢献できないか考えた。子どもたちだけでなく、いろんな方に手に取って見てもらいたい」と話している。
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