2021年04月22日 配信

2019年よさこいソーランの様子(船橋会場)

4/22(木)「ふなばし市民まつり」は令和3年度も中止

オリンピックに新型コロナ感染拡大を考慮して

 令和3年度の「ふなばし市民まつり」の中止が4月15日、船橋市から発表された。

 今夏は昨年度延期になった東京オリンピック・パラリンピックが開催される予定。これに伴い、特に期間中は警察の配置や民間の警備員の確保が難しく、同祭りを安全に開催する体制を整えることが困難になると判断したという。

 船橋市役所商工振興課の市原さんは「開催時期を変更することも、市内各地域で行われる行事との調整や施設の確保などが難しい状況です。前回の市民まつり実行委員会における中止決定時と同様の状況で、さらに新型コロナの感染が拡大していることから、主にこの2つの理由で令和3年度についても開催中止と早めに判断しました」と話す。

 「ふなばし市民まつり」は1968(昭和43)年に産業まつりとして始まり、これまでに52回の開催を数える船橋最大のイベントになる。祭り全体が中止になるのは昨年度に続き2回目。祭りは「めいど・いん・ふなばし」「ジョイ&ショッピングフェア」「ふれあいまつり」「船橋港親水公園花火大会」で構成されている。

 「めいど・いん・ふなばし」は市内の工業や企業による製品の紹介、ものづくり体験などが行われる。「ジョイ&ショッピングフェア」は市内在住在勤者が飲食や販売等の出店をするフリーマーケット型イベントで、地域の団体によるストリートダンスなどの催しも行われる。

 「ふれあいまつり」は、船橋会場、中山会場、二和向台会場、習志野台会場の4会場で、ばか面パレードや神輿など、会場ごとに趣向を凝らした催しが行われる。「船橋港親水公園花火大会」は市民まつりのフィナーレを飾り、毎年テーマを設け花火を打ち上げている。

 市原さんは「2年続けて中止になることは想定していませんでしたが、来年はそのようなことを払拭するような市民まつりになればいいなと思っております」と来年度開催へ期待を寄せる。

 問い合わせは船橋市役所商工振興課(TEL 047-436-2471)まで。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 過去開催の様子(習志野台会場)

  • 過去開催の様子(中山会場)

  • 2019年立ちねぷたのパレード(船橋会場)

  • 2019年のふなばし市民まつりのフィナーレ「船橋港親水公園花火大会」の様子

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