4/19(月)梨農家「芳蔵園」の店先で農園カフェ「FromFarm」
「農園を身近に感じてもらいたい」と農家の嫁がオープン
梨やブドウを生産する農家「芳蔵園」(船橋市二和東2-7-7)の軒先で、4月9日から金曜限定で農園カフェ「FromFarm(フロムファーム)」をオープンしている。
「FromFarm」は同園に嫁いだ加納智恵さんが今年2月から始めたキッチンカーの屋号。千葉県内の農家が作る加工品を扱うアンテナショップを目指している。そのキッチンカーを同園直売所の店先に停め、周りにはテーブル2席、イス8脚を置きカフェスペースを始めた。カフェスペースにはハンモックもあり、子どもたちが遊ぶ姿も見られた。
智恵さんは「梨屋の店先に人を呼べる環境を作りたかった。農園を身近に感じてもらえたらうれしい」とにこやかに話す。また、同園園主の加納慶太さんは「この時期は梨屋は閑散としているはずなのに、カフェを始めたことで人が集まりうれしい。梨畑を見ながら梨の成長も一緒に楽しんでもらえたら」と話す。
4月9日の初日には子連れから年配者まで多くの客が訪れて、その翌週も「FromFarm」のインスタグラムなどを見て駆け付けた客が列を作り、この時期は閑散としているはずの直売所が注目の的となっていた。
現在メニューは、地元農家のイチゴを使ったイチゴサンドや焼き芋サンドなどのフルーツサンド(400円)を中心に、コーヒー、紅茶、季節の野菜ポタージュなどを用意する。
また、日替わりで智恵さんの義母である「おばあちゃんの作る赤飯」や、義父は園内で作った野菜を並べ、「家族のみんながすごく協力してくれて」と智恵さんは話す。また、同園の商品だけでなく、千葉県内の農家が作るジャムなどの加工品も販売する。
「今後は農園をもっと身近に感じてもらえるような、農業体験なども行いたい。農園カフェ『FromFarm』がみなさんの憩いの場になればうれしい」と意気込みを話す。
営業時間は毎週金曜10時〜16時。商品が売り切れた場合など、早閉めする場合もあり。最新の情報は同園のインスタグラム(@fromfarm_chiepon)で発信される。
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