4/17(土)船橋在住の主婦が「ミセスユニバースジャパン2021」ファイナリストへ
2児のママは身長149cm
女性の社会的地位の向上をテーマとし、20~60歳までの既婚及び婚姻歴のある女性がエントリーできる「ミセスユニバースジャパン2021」のファイナリストに船橋市海神在住のErika(本名:樋口絵里花)さん(34)が選ばれていることが分かった。
「ミセスユニバースジャパン」は、女性の社会的地位の向上をテーマとし、20~60歳までの全ての女性が応募できるコンテスト。ミセスユニバース日本代表に輝くと、婚姻歴のある女性の日本代表として世界大会に参加可能となる。
同コンテストを運営するベリッシマジャパン(東京都中央区)は同社ホームページで「日本女性は『私なんて』と、自分でご自身の可能性に制限をかけてしまわれる方も多いと思います。これまでの応募者の方は、コンテストに挑戦をして人生が変わった! 『私なんて』と言っていた自分が『私だから』に変わり自信がついたと話してくれています。ファイナリスト期間中の想いが形となり、社会貢献活動が実現した方。日本大会後に起業された方や、新しい資格取得に励んでいらっしゃる方、国内外のモデル事務所への所属が決まり、メディアで活躍されている方など、さまざまな方が活躍されています」と紹介している。
2021年度の同大会に応募したErikaさんは、11歳と0歳5カ月の2児のママ。小学生のころは女優になるのが夢で、事務所に所属していたこともあるというが高校生のころからレッスンにあまり通えなくなってしまったという。その後、ウェディングプランナーとしてフルタイムで働いていたが、2人目の妊娠を機に退職。社会と離れてしまい、取り残されたような感覚を覚えた樋口さんに、知り合いから「ミセスユニバースに出てみない?」と声を掛けられ、応募した。
Erikaさんの身長は149cm。ミセスユニバースの特長として身長制限は設けられていない。過去には150cm台の人も日本代表として世界大会に出場したことがあるという。「ミスコンテストというと、細くてすらっと背が高い人しか応募できないようなイメージがあって、自分には関係ないと思っていた。けれどこのコンテストは違う。背が低いことがコンプレックスではあったけど、私の身長で挑戦し、ファイナリストを勝ち取ることで、そういった『身長の壁』を壊したい」と意気込みを見せる。
Erikaさんは書類選考を通過し、2月にセミファイナリスト面談を、3月4日にはファイナリスト面談も通過しファイナリスト50人の中に選ばれた。
現在7月1日に都内で開催される日本代表を決める日本大会に向け、「ビューティーキャンプ」に参加し、ウォーキングのレッスンやスピーチの練習などに励んでいるという。
Erikaさんは「ママのロールモデルとして、悩むママたちに向けていろいろな情報を発信していきたい。私も1人目のときは産後うつを経験したし、コロナで思うように外に行けない今、1人で悩みを抱えているママも多いのではないか」と話す。
「7月の日本大会に向けて、このままの姿で、自然体で挑みたい。こんな(身長の)子でも大会にいけるんだ!というところを見せていきたい」と笑顔で見せた。
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