2021年04月16日 配信

4/16(金)船橋市役所敷地内で野菜や惣菜を扱う「イブニングマーケット」

5月28日までの計10日間開催

 船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)本庁舎脇で、4月16日から農水産物販売ブースとキッチンカーが集まる「イブニングマーケット」が始まった。

 同所では4月16日から5月28日までの水曜日と金曜日を中心に16時から18時30分まで、1日1枠のグルメキッチンカーと、1日4〜5枠の千産千消農水産物販売ブースが出店される。

 取材日の4月16日は、キッチンカーには煮込みや肉じゃがなどの惣菜を扱う「チョリカー」が出店。農水産ブースでは、船橋の若手農業者の集まりである「船橋4Hクラブ」による野菜の販売や、「かねはち水産」によるホンビノス貝の販売などが行われ、開始時間の16時には既に大勢の人が集まり、各ブースに人だかりができていた。

 出店していた「船橋4Hクラブ」の玉井正悟さんは「本来であればさまざまなイベントへの出店をしたかったのですが、コロナ禍でなかなかそれが難しい状況が続いていました。市が率先してこのような場を作ってくれるのはとてもありがたい」と話す。

 さらに終了時間間際には「たくさんのお客様が来てくれて、いくつか品切れとなった野菜もありました」と手応えを話した。

 この取り組みは市内飲食事業者などへの支援の一環として、船橋市商工振興課により企画されたもの。市役所本庁舎脇への出店は、先月のランチタイムに行われたキッチンカーによる出店に引き続き、同所では2回目の取り組みとなる。

 出店者は原則として船橋市内の飲食店や農水産販売者であることを条件とし、運営は前回のキッチンカー出店に引き続き、船橋市観光協会が担っている。

 企画を担当した船橋市商工振興課の田中 天(たかし)さんによると「夕方の出店で人が集まるか未知数でしたが、このように多くの人にご来店いただけているところを見ると、ニーズの高さを感じています」と話す。

 また今回のイベントでは、船橋市環境部の協力のもと、電気自動車「ふなわりくん号」による電源提供が行われている。「屋外でのキッチンカーを用いると、どうしても発電機から大きな音が出てしまうことが多いのですが、夕方の時間帯のイベントということも考慮して、騒音を出さずに電源提供を行う形を考えました」と田中さん。

 今後の開催日は4月は21日(水)・23日(金)・28日(水)の3日間と、5月は12日(水)・14日(金)・19日(水)・21日(金)・26日(水)、 28日(金)の6日間。時間はいずれも16時から18時30分まで。

 現在決定しているキッチンカー出店者と主なメニュー(カッコ内)は、老上海点心(焼小籠包)、酒楽家あま野(船橋バクダンサンド)、山商 居酒屋一九(宅飲み惣菜)。農水産物販売者は船橋4Hクラブ(小松菜・大根・トマト)、芳蔵園 from farm(フルーツサンド)、三須トマト農園(朝採れトマト)、かねはち水産(ホンビノス貝)、ラーメン963(クラムチャウダー)、ふなっこ畑(農産物)、船橋市漁業協同組合(水産物)。

 5月開催の出店者は現在募集中。応募は船橋市観光協会(Tel 047-404-2215)まで。4月30日受付締切。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 船橋4Hクラブの玉井さん

  • 電源を供給する「ふなわりくん号」

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