2021年03月31日 配信

講師の目黒さんとキャラクターの設定を一緒に考える千田姉妹

3/31(水)「お寺でマンガ教室」正延寺で再開

小中高校生限定で

 京成線京成西船駅近くにある「正延寺」の「光明殿」(船橋市西船3-3-4)で3月30日、緊急事態宣言解除に伴い「お寺でマンガ教室」が再開した。

 講師は船橋市高根台出身のマンガ家・目黒広治さん。高根第2小学校、高根台中学校を卒業し、漫画家歴20年以上になり、北爪宏幸先生の「機動戦士Ζガンダム define」などにも参加したという。

 柏市で大人を対象にマンガ教室を開催していたというが、中高生を対象に開催したいという思いを抱いていたという。「漫画の世界は若い人たちが躍進している。自分もデジタルでも描くが、まず手描きの要素を子どもたちに伝えていきたいと思っている」と話す。そこで、知り合いにつないでもらい「正延寺」で2018(平成30)年に初回を開催、最初は色紙に絵を描くようなイベントの要素が強かったという。

 目黒さんは「久しぶりの教室でみんないろいろと忘れてしまっていることもあるかな。仕切り直していこう」と話し、「今年の作品の目標を決めよう!」とホワイトボードに目標を書いた。

 そして、「コンテストに挑戦するのはどうかな」と目黒さんが話し、一人一人とオリジナルキャラクターの年齢や性格などの設定、キャラクターに何をさせたいのかそのシチュエーションやどんなストーリーにしていくかなどの指導も行った。

 江戸川区から通っているという千田さん姉妹は母親と一緒に参加していた。千田さんの母親は「緊急事態宣言が発令され、家にいることが増え『鬼滅の刃』を読んで、自分でも描いてみたいと言ってきたので、ネットで探しました」と、参加のきっかけを話した。夏見台から通っているという川原さんは「自分のキャラクターを考えている」と話し、すらすらとマンガを描き始めた。母親は「送迎をしています。休校明けに同教室を見つけて参加させています」と話した。

 目黒さんは「見学は無料ですので、時間内でしたら直接教室でも受け付けています」と気負いなく参加してほしいと話す。

 毎週火曜開催。開催時間は17時~19時。問い合わせはホームページ(www.art-works-mangaya.com)の「お問い合わせ」か、メールアドレス(art.works.mangaya@gmail.com)から。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 教室の様子

  • 奥に見える建物が開催場所の「光明殿」

  • 中央がマンガを手にする川原さん。左は迎えに来た川原さんの母

  • 「教室でこのように背景に色塗りをしたキャラクターを貼って仕上げることもしました」と話すマンガ家の目黒広治さん

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