2021年03月30日 配信

夏見酒店の代表、夏見智之さん

3/29(月)松が丘バス通り商店会に弁当と総菜の店「夏見屋」

「ヤマザキショップ」から弁当店へ本格シフト

 松が丘バス通り商店会で「ヤマザキショップ」を経営していた「夏見酒店」(船橋市松が丘1-1-11、TEL047-465-6817)が3月6日、弁当と総菜の店「夏見屋」としてリニューアルオープンした。

 同店を経営する「夏見酒店」は同所で酒販売店として昭和40年代に開業。現在の代表は同所で生まれ育った夏見智之さん。夏見酒店は、昨年末までボランタリーチェーンで展開する「ヤマザキショップ」を運営し、地域住民に親しまれていた。しかし店前の「松が丘バス通り」の道路拡張に伴う工事のタイミングで「ヤマザキショップ」を閉め、「夏見屋」として弁当と総菜販売店へと本格シフトしていくことにしたという。

 代表の夏見さんは、酒店以外にもさまざまな職種での経験を積んで現在に至る。運送業をしていた時期もあれば、知り合いに誘われて「おこわ」専門の店を佐倉市で営んでいたことも。その後、実家である現在の場所に戻り「ヤマザキショップ」経営の傍ら、店内で自家製の弁当や総菜の販売を始めたという。

 2009年ごろ、夏見さんが弁当販売のウェブサイトを立ち上げるとさまざまな場所から宅配弁当の依頼が舞い込んで来たという。同時に夏見さんの恩師のつながりから、船橋市役所の職員用弁当の依頼など大型受注も入り、弁当販売の事業が軌道に乗った。

 「弁当300個などにも対応し、配達は3個以上から受け付けています。宅配エリアについては、その日の状況にもより対応させていただいています」と夏見さん。

 弁当店としての地域での認知度も少しずつ高まり、市内小学校の春休み初日には店頭に並べていた約70個の弁当が完売した。

 夏見さんの弁当は手作りにこだわっている。同店ではギョウザは皮にもこだわり、専門業者に特注でオーダーしてきたというが、最近その専門業者が店を閉めてしまったため、新しい業者を探しているところだとも。

 また「安さが一つの特徴です」とも夏見さん。日替わり弁当は450円から、おこわ弁当は380円(いずれも税別)。「おかずはお昼に食べたくなる味を意識しています。唐揚げは店頭では毎日11時に揚げたてを販売していますよ」と夏見さん。

 店頭販売の営業時間は10時~17時。日曜、祝日定休。日替わりメニューは同店のサイトで公開している。

 関連サイト:https://www.natsumi-sake.com/

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「ヤマザキショップ」だった場所が「弁当・総菜 夏見屋」に

  • 厨房で手作りされるおこわがメインの「おこわ弁当」

  • 松が丘バス通り商店会で続く「松スタンプ」の台紙配布も同店で行っている

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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