2021年03月22日 配信

「おめでとうございます!」とボランティアメンバーが会場を盛り上げる

3/22(月)千葉県知事選と連動して芝山団地商店会「愛の芝山祭」

「投票所来場証」持参で抽選会

 千葉県知事選が行われた3月21日、芝山団地商店会(船橋市芝山3)で「愛の芝山祭」と題した選挙と連動する地域活性化イベントを開催した。

 同商店会ではこのイベントを2012年から続け、発案者は同商店会会長・高村清太郎さん。「選挙をきっかけに商店会に足を運んでいただければうれしい」と始め、イベントを開催してからは、同地域の投票率がイベント開催前よりも10%ほど上がっていることもわかったと話す。

 例年であれば、近隣のテーマパークチケットなどが当たる福引となるが、「今回は新型コロナウイルスのこともあるので、商店会でのお買い物チケットなどに変更しました。先着300名様、はずれナシの福引です」と高村さん。

 「最初は緊急事態宣言のこともあったので、開催について足踏みしていた時期もありました。そんな時、市内在住の大学生で「VOTE FOR CHIBA」という活動している責任者・魯(ろ)良希さん(22)がお店に来てくれたことが、今回、やはり開催しなくては、という大きなきっかけとなりました」と高村さん。

 高村さんは「魯さんがうちに来てくれたのは、『2012年から選挙と連動した活動を続けてる人がいるよ』と、私のことを、本町のパン屋さん『リトルブレッド・トゥ・ゴー』の古宮さんが魯さんに紹介してくれたことから。お店に来てくれ、私は魯さんたちの活動を聞いて、大学生が若者の選挙の投票率を上げるためにあれだけ動いているだから今年も自分たちもやらなくては、と奮起させられました」と話した。

 そのため、同商店会では「VOTE FOR CHIBA」に参加した3店舗から選挙割サービスが受けられるうえ、福引にも参加できるようになっていた。福引に並んでいた芝山在住の20代の女性は「昔、『芝山プラザ』がまだここにあったころはよく来ていましたが、最近は来なくなってしまった。でもこういうイベントがあると、久しぶりに行こうかなというきっかけになる」と話した。同日には朝早くから福引に列ができ、午後1時時点で約200人が福引に参加していたという。

 会場には、高村さんをはじめ、芝山に住む人やボランティア活動に興味のある10代~20代のメンバーも福引会場を盛り上げていた。ボランティアメンバーは「最近はイベントが全くなかったので、1年ぶりくらいにこうして仲間に会えたことがうれしい」と話し、また女性メンバーのひとりは「『VOTE FOR CHIBA』の魯さんは私の中学校の先輩。中学のとき、憧れていました」と話す。

 高村さんは「こうして若い子たちが地域を盛り上げる力になり、地域に目を向け、先輩メンバーが後輩を育て、時にはお互いに就職活動についての情報交換ができる場所や活動って必要だと思う」と話す。「これから選挙が続きますが芝山団地商店会ではこの「愛の芝山祭」、続けていきます」と、高村さんは力強く話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 福引会場で。ボランティアーメンバーと高村さん(後列)

  • 商店会内にある「すがはら園」も「VOTE FOR CHIBA」の選挙割に参加している

  • 「 芝山珈琲香房 カフェ キリマンジャロ」は3/21のみ選挙割サービスを提供

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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