右から妻の順子さん、夫であり店主の福本さん、左がスタッフの鈴木さん

3/14（日）高根台に本格的なピッツァの店「Casa della Pizza」

東ショッピングセンター内に新たな店舗

　高根台にある東ショッピングセンターの中に「Caasa della Pizza（カーサデッラピッツァ）」（船橋市高根台3-3東ショッピングセンターH-8、TEL047-402-4110）が3月12日にオープンした。

　同店を営むのは福本賀優（よしまさ）さん（43）。船橋生まれ、船橋育ちで、幼少期から料理が大好きで、母親と一緒に台所に立っていたという。料理の専門学校に通い、都内のフレンチ店で6年、千葉ではイタリアンの店で17年働き、この度、地元船橋で店をオープンする運びとなった。

　店名の「Casa（カーサ）」はイタリア語で家。「ナポリの気取らない店をイメージし、家庭的なイタリア料理を提供したい」との思いから名付けたという。

　15坪ある店内の内装は親友のイタリア人に相談し、テラコッタの床はイタリアをイメージしたもの。席は5テーブル、16席。

　こだわりは、北海道の粉を使って作るピッツァ。国産のものを使い、野菜は地元の農家から取り寄せる。店主のおすすめは「ピッツァのマルゲリータ」（1200円）だと店主はほほ笑む。

　「ナポリのピッツァはいろいろと決まりがあり、1つの窯に入れてから60秒〜90秒以内に焼き上げるという決まりがある。当店の窯は500度で一気に焼き上げられる。ぜひ本格的なナポリのピッツァを食べてもらいたい」と福本さん。

　また、「ナポリ前菜盛り合わせ」（2000円）は数種類の前菜が盛り合わせで、生ハムやサラミはその都度切るこだわり。妻の順子さんは「4歳の子どもを子育てしながら手伝っています。主にドルチェを担当しています。私自身も船橋で生まれ育ったので、少しずつ地元で広まればうれしい」と笑顔で話す。

　初日はオープンと同時に予約の客で埋まったという。40、50代の客層が多く、来店客からは「地元で本格的なピッツァが食べられてうれしい」といった声が聞こえていた。

　スタッフの鈴木陸さん（23）は「今後デリバリーやテイクアウトを充実させたい」と意気込みを話す。「子連れのお客様もぜひ来てもらいたい。少しずつ広がり、地元で定着し、盛り上がればうれしい」と話す福本さん。

　営業は11時30分～22時（緊急事態宣言中は20時まで）。定休日は木曜・第3水曜。

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