3/13（土）市役所でのキッチンカーによるテイクアウト販売が好評

今月26日まで平日毎日開催

　船橋市役所（船橋市湊町2-10-25）本庁舎脇で、3月8日から、キッチンカーによるテイクアウト販売がランチタイム限定で行われ、にぎわいをみせている。

　同所では平日の11時から14時まで、1日3店舗のキッチンカーが日替わりで出店する。「hygge（ヒュッゲ）」「コンパーレコマーレ」「いっきゅう」など、地元食材の使用に積極的な人気店などが集まっている。

　この取り組みは市内飲食事業者などへの支援の一環として、船橋市商工振興課により企画されたもの。運営はこれまでさまざまな場所でキッチンカー活用の実績を持つ船橋市観光協会が担っている。

　船橋市商工振興課の田中 天（たかし）さんによると「月曜日からスタートし、日を追うごとに客足が伸びています。口コミや地域情報誌などを通じて認知が広がっているようです。実証実験も兼ねた試みですが、次につながる手応えを感じています」という。取材日である3月12日も、12時過ぎには各キッチンカーの前に列ができている様子が見られた。

　「市役所に立ち寄るついでに買い物に訪れた」という親子連れからは「なかなか外食しづらいので、こういった場所にいろいろなお店が来てくれるのはありがたい」という声があり、昼食を買いに来ていた市役所職員からは「毎日お店が変わるので楽しみに見に来ている。ここでランチを買うことで、少しでもに地域の役に立てたら」などの声も聞かれた。

　「コロナ禍で新たにキッチンカー事業に取り組むお店が経験を積む場にもなればと思っています。いくつか条件はありますが、終盤の日程にはまだ若干の出店枠が残っているので、この機に挑戦してみたい方はぜひ観光協会まで問い合わせてみてください」と船橋市商工振興課の田中さん。

　今回のキッチンカー出店は3月26日までを予定している。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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