2021年03月09日 配信

マルエツ船橋三山店の外観

3/9(火)「マルエツ」初の取り組みが詰まった「マルエツ船橋三山店」オープン

「フードバンクふなばし」と共に「フードドライブ」も

 スーパーマーケット「マルエツ」(本社:東京都豊島区)は、同社初の取り組みを数多く取り入れた店舗となる「マルエツ船橋三山店」(船橋市三山9-9-31、TEL047-403-1120)を2月26日、オープンした。

 「マルエツ」は関東を中心に3月8日現在、299店舗展開するスーパーマーケット。千葉県内の店舗数は50店舗となる。同店は船橋市内の「マルエツ」としては7店舗目となるが、同店は、新常識に対応したデジタル化への取り組みだけでなく、リアル店舗であることの強みを活かして同店が唱える「体験型スーパーマーケットモデル」の第1号店とし、同社初の取り組みが数多く取り入れられている店舗となる。

 売り場面積は598坪。同所は以前、住宅展示場があった場所で、店舗は1階建て。「鮮度、商品との出会い、ストレスゼロ、繋がり、といった4つの価値をご提供することにより、お客様が笑顔になれ、また、サステナブルな社会の実現に貢献できる店づくりに励んでまいります」と同社広報部。

 同店に取り入れられている主な初の取り組みは、1つは「Online Delivery(オンラインデリバリー)」の導入。店舗に取り扱いがない商品も扱うネットスーパーで、品ぞろえは約1万点。ネットを介して注文した商品は自宅への配送のほか、車に乗ったままドライブスルーで商品を受け取れるほか、「無人ピックアップルームサービス」で店舗に入らずして商品を受け取ることができる。なお、同サービスは同店オープンと同時に、東習志野店、大久保駅前店と、習志野エリアの3店舗で同様にデリバリーメニューを提供する。

 そのほか、来店客と従業員、客同士のコミュニケーションが楽しめることをコンセプトにしたイートインスペース「Cafe&Dine(カフェダイン)」を同社で初導入。「キッチンいーとぴあ」のスペースでは、従業員による魚のさばき方紹介など、デモンストレーションで紹介することもあるという。ほか、メーカーやスタートアップ企業などの新しい商品を展示し、タブレットなどで商品の詳細情報も届ける「体験型ステーションMeet!」も同社で初導入する。

 また「サステナブルな社会の実現」に向け、食肉に代わる「大豆ミート」なども販売するほか、「フードドライブ」「フードバンク」も同社で初めて実施する。この実現にあたっては、同社は地元のNPO法人「フードバンクふなばし」にコンタクトを取り、「フードバンクふなばし」が用意する食品寄付ボックス「キャロくんBOX」を店内に設置。同時に、市内マルエツの金杉店、下総中山店でも2月26日から同ボックスが設置されている。

 「フードバンクふなばし」代表の笹田明子さんは「フードドライブを実施していただけて感謝しています。この三山の店舗はすごく新しい取り組みが詰まった、いい店舗だと思います」と話す。

 同店を訪れていた市内在住の主婦は「これまであまりスーパーで見たことがなかったような商品も多くて、見ていて楽しい。近所にこのような店舗ができてうれしい」と話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「フードバンクふなばし」の「キャロくんBOX」

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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