2021年03月02日 配信

市川市にクラフトビール醸造所を立ち上げようと奔走する染谷さん

3/2(火)市川市内にクラフトビール醸造所「ありのみブルワリー」

2021年内に開設目指し地域のイベントなどに積極出店し機会を探る

 2021年内に市川市内にクラフトビールの醸造所を開設しようと計画している「ありのみブルワリー」の染谷智樹さん(41)が市川市地方卸売市場内で行われたキッチンカーマルシェに出店、現在近隣各地のイベントに出店しながら醸造所開設の機会を狙っている。

 染谷さんは1979年市川市内生まれ。国府台高校を卒業し、中央大学理工学部を卒業した地元出身者。大手メーカーでデジタルカメラの設計に携わり、社会人になってから覚えた「エールビール」の味をきっかけにクラフトビールの飲み歩きをするようになったという。

 2005年頃には「クラフトビール醸造所を立ち上げたい。地元でクラフトビールを作りたい」と考えるように。2016年にメーカーを退社。ビール醸造技術を学ぶため米国・ポートランド市に移住し語学学校に通いながら市内のブルーパブを飲み歩いたという。

 その後、クラフトビールを製造するStormBreakerBrewing社にインターンとして勤務するとビール醸造の基本を学んだ。2017年に帰国、都内中心にクラフトビール製造と飲食業を展開するライナ社に就職。同社でビール醸造を担当し、第二工場の立ち上げなどにも携わっってきた。

 同社では「India Pink Ale」「マンダリーナ」「桜サワー」などのオリジナルスタイルのレシピを複数開発。2020年5月にライナ社を退職。同社に勤務している間に開発した「ビーツでつくったIPA」を看板商品として「ありのみブルワリー」の販売を開始。

 10月には「ソメヤビール株式会社」を設立。11月に行われたCHIBAビジコン2020で千葉県信用保証協会・創業応援ベストパートナー賞などを受賞した。現在は、近隣各地のイベントへの出店やコンビニなどへの卸売事業などで売上を立て2021年中に市川市内にビール工場「ありのみブルワリー」開業を目指し開設予定地を探している。

 現在提供している商品は、染谷さんのレシピを委託製造してもらい販売。オリジナル商品「ビーツで作ったIPA」はビーツという野菜を使ったピンク色が鮮やかなビールと、「ニューワールドセブン」というスパイシーなフレーバーが香る特徴的なビールの2種類。イベントの出店などに関してはInstagramなどで発信している。

 ありのみブルワリーInstagram ありのみブルワリー(@arinomibrewery) • Instagram写真と動画

 ありのみブルワリーffacebook   (1) Arinomi Brewery ありのみブルワリー | Facebook

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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