2021年02月24日 配信

過去開催の「地域ふれあいコンサート」の様子

2/24(木)「地域ふれあいコンサート」も3月にオンラインで

YouTubeで1カ月視聴可能

 毎年2月を中心に市内の各公民館を会場に行われてきた「地域ふれあいコンサート」は、今年、オンライン形式で3月1日から動画配信する形で開催される。

 船橋市では「音楽でまちを元気に!」をテーマに、1997(平成9)年から「ふなばし音楽フェスティバル」を開催している。内容は、最大規模で開催される「千人の音楽祭」に加え、市内各地の公民館で開催してきた「地域ふれあいコンサート」が主なイベントとなる。地域ふれあいコンサートでは、毎年、開催場所ごとにクラシックやポップス、オペラ、民族音楽などさまざまな音楽を船橋にゆかりがあるアーティストが中心となって演奏。「身近な場所で音楽を気軽に楽しむ場」を創出してきた。

 しかし、今年度はコロナ禍で「千人の音楽祭」のテレビ放映が決定。「地域ふれあいコンサート」においても、地域住民で構成される実行委員会が「どうにかして多くの市民の皆さんが楽しみにしているコンサートを開催したい」「活動の場が制限されている音楽家の方たちの発表の場を提供したい」と、当初は公民館6会場を使っての開催を予定していたが、市内4会場を使って、「地域ふれあいコンサート On Line」とし、オンライン形式での開催が決定した。

 「地域ふれあいコンサート On Line」は東部公民館、薬円台公民館、浜町公民館、三咲公民館でのコンサートが配信される。出演アーティストは次のとおり。東部公民館=宮野下シリュウ(マリンバ)、眞行(しんぎょう、ヴィブラフォン)。薬円台公民館=石川寛子(バイオリン)、川瀬由紀子(ピアノ)。浜町公民館=青山真子(ソプラノ)、三浦克次(バリトン)、星野由香利(ソプラノ)。三咲公民館=小栗久美子(ベトナム民族楽器[トルン])、菊田茂伸(ベース)、岡山晃久(パーカッション)。

 習志野台地区で生まれ育ったマリンバアーティスト・宮野下シリュウさんは、先日「カラムス」として活動する市内在住アーティストのパートナー・眞行さんと収録に挑んだ。「緊急事態宣言下の中、届くであろうスクリーン越しの皆様に、限りなくライブに近い、我々『カラムス』らしい公演を目指して収録に臨みました。皆様を笑顔にできるよう、収録に臨めなかったミュージシャンの分までエネルギーを込めて演奏させていただきました。多くの皆様の元に届きますように」とコメントしている。

 配信は3月1日~3月31日で、市ホームページ内「ふなばし生涯学習チャンネル」から視聴できる。グループごとに30分ほどの動画を配信する。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • コメントをくれたマリンバ奏者の宮野下シリュウさん

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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