2021年02月18日 配信

本を手にする富樫選手

2/18(木)千葉ジェッツふなばしが船橋の児童ホームなどに本を寄贈

船橋アリーナで「ブックドライブ」を実施

 船橋アリーナをホームとする「千葉ジェッツふなばし」(船橋市湊町2-3-17 湯浅船橋ビル6F、TEL 047-401-4084)は1月30日と31日に行われた船橋アリーナ(船橋市習志野台6)での試合で「ブックドライブ」を実施。来場者から寄贈された本を、船橋市内児童ホームなどに寄贈する。

 千葉ジェッツふなばしでは、昨シーズンから社会貢献活動「JETS ASSIST(ジェッツアシスト)」を実施している。これは、地域への恩返しと社会課題解決を目的とし、今回はその一環として「ブックドライブ」を実施した。

 これは、今シーズンでは初の「JETS ASSIST」活動となり、コロナ禍で苦しい状況にある子どもたちや青少年に千葉ジェッツコミュニティからの応援を届けるために実施された。「現在、苦しい状況にある若者や子どもたちに手を差し伸べることは、プロスポーツチームとしての社会的責任を果たすことを目指すジェッツとして当然の事業です」と同チーム広報担当者。

 実施したのは、1月30日と31日に船橋アリーナで行われた大阪エヴェッサ戦の会場内。来場者が読まなくなった本や不要な本を寄贈し、これらの本を必要としている人や新しい読み手に届けるプロジェクトとなる。「NBA でも以前カンファレンス優勝チームは必ず実施していた地域貢献、SDGsの活動です。今回、ご観戦にご来場いただく皆さまに、元気になれる本や勇気をもらえる本を持ってきていただくよう呼びかけ、約300人を超えるファンの皆さまから、400冊以上の本が集まりました。ご協力頂きました皆さま、本当にありがとうございました」と同チーム広報担当者。

 これらの本に加え、同チームからも約10冊の本を寄贈し、すべての本に特別シールを貼付して、船橋市の児童ホームや千葉市の定時制通信制高校に寄贈するという。

 千葉県高等学校定時制通信制教育振興会事務局である生浜高校・鈴木寿裕先生からは「憧れのプロスポーツチームや地域の皆さまから生徒を応援していただける素晴らしいプロジェクトを実施いただき大変ありがたく思っています。定時制高校の生徒たちにとって、より豊かな人生を歩むための最後のチャンスかもしれない重要な時期に、またコロナ禍で希望が持てないなか、このような応援をいただけることは、きっと生徒たちを勇気づけてくれると思います」とコメントが寄せられている。

 同チームは「今後も地域社会の力になれるような活動を実施していければ。直接、応援することが叶わない環境であるだけに学生の皆さまの心に、千葉ジェッツコミュニティからのエールの気持ちが少しでも届けば嬉しく思います」ともコメントしている。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • ブースターから本を受け取る富樫選手

  • 集まった本

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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