2/8(月)滝不動駅近く大穴南に炭火焼鳥の店「鶏とKushiと炭と あひる」
カフェのようなDIY風内装・幅広い層をターゲットに
滝不動駅から大穴を抜けていく途中にある「大穴銀座商店会」に炭火焼鳥の専門店「鶏とKushiと炭と あひる」(船橋市大穴南1-40-11、TEL070-8434-9494)が昨年11月にオープン、地域住民の間で話題になっている。
同店がオープンした場所は、ふなばしアンデルセン公園へ向かう車が利用する抜け道に立地。「店ができたのは知っているけど」「気になってはいるけど行ったことがない」など地域のドライバー間で話題になっていた。
以前はインド・ネパール・タイレストラン「NAAN INDIAN RESTARANT&BAR」が営業していた場所。同店の退去後、ほぼスケルトンの状態から現在のような手作り風DIYの内装を施したという。
全体的にシンプルでシックなデザインを採用、エジソンランプ風のLEDランプで照らされた店内はまるでカフェのよう。「一人で焼鳥を食べにくる男性が入りにくくならないように。でも、女性客や子連れのファミリー層も入りやすいぎりぎりのラインを攻めてみました」と、話すのは同店オーナーの渡邉裕樹さん(32)。店内は、約10坪。カウンター4席、4人掛けテーブル席3セット12席。小上がりの掘りごたつ3~4人利用の席で最大22~24人が利用可能だという。
渡邉さんは19才の時、北習志野駅近くの「うっとり北習志野店」にアルバイト入社。その後、経験を積み同店を経営する「株式会社そら」に社員登用され新店の開店や新業態の立ち上げなどを任されるようになったという。
同社ではハンバーガーレストラン、カフェ、焼鳥店、イタリアンバル…様々な業態の店を10店舗ほど立ち上げたという。「いつかは独立したい」という思いはあったが「いつまでに」というリミットは決めていなかった。
しかしこのコロナ禍、入社時2店舗だった同社が数十店舗を経営するまでに拡大。「そろそろ独立しようかな」と考えていたタイミングと、仕事が落ち着く節目が重なった。10年以上住んだ大穴地区に物件が見つかり「ここで開業してみよう」と決意、独立に踏み切った。
「この立地でイタリアンは無いな」と、地域性から幅広い年齢に楽しんでもらえるように炭火焼き鳥を選択。数々の店を開店してきた経験と知識が活きたという。
仕入れは、勤め時代から付き合いの深い精肉問屋から。値段と品質のバランスを考え千葉県産の鶏肉をメインに仕入れる。産地が近いがゆえの新鮮さ、顔の見える仕入れが武器だ。
焼鳥は皮、ぼんじり、ハツ、砂肝などを1本150円から提供する。白レバー、ねぎま、もも、せせり、手羽先などは190円。希少部位のはらみ、なかおち、ちょうちんなどは190円~210円。5本串コースは800円。
そのほか、生つくね(190円)、チーズつくね(210円)、おろポンつくね(210円)などつくねの豊富なバリエーションに、えだまめ(290円)、唐揚げ(480円)などの定番のつまみメニューを20種ほど。ご飯ものも焼きおにぎり(190円)、焼鳥丼(580円)など8種を用意する。
ドリンクメニューは、ハイボール(480円~)、サワー(480円~)に生ビール(550円)はプレミアムモルツを。ハウスワイン(グラス550円、ボトル3000円)に加え、日本酒や焼酎はソーダ割りやロック以外にもグレープフルーツジュース割りやお茶割り、ジンジャーエール割りなども提案する。アルコール度数が高いままに楽しみたい人にも「ほろよい気分」でカジュアルに楽しみたい人にも酒席を楽しんでもらおうという配慮だ。
「自分で店を開店してみて、会社勤めの頃の5年、10年来のお客さんが顔を出してくれたりすることもあってうれしい。オシャレ過ぎないけどカフェっぽいカジュアルな雰囲気を提供したい」と、デニムと皮がコラボしたエプロンでほほ笑む渡邉さん。
営業時間は、17時~23時。定休日は、水曜日。※コロナ緊急事態宣言下では20時まで、水・木定休。
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