2021年02月15日 配信

淡路島産玉ねぎを約1つ分使用したオリジナルカレー

2/15(月)新京成線習志野駅近くにビストロカフェSANANCHE」

野菜がたっぷり食べられる店

 新京成線習志野駅近くの習志野駅前郵便局隣にあるビストロカフェ「SANANCHE(サナンシェ)」(船橋市習志野台4-1-7)が、昨年9月8日のオープンから半年たった。

 店主は生まれも育ちも船橋市の佐藤早苗さん(40)。佐藤さんは昔から料理が好きで、調理師をはじめ、日本野菜ソムリエ協会公認の野菜ソムリエ、野菜&果物コンシェルジュ、食育実践プランナーなどの資格を持ち、飲食店や保育園の調理師として働いてきた。

 「生まれ育った地元で、野菜を多く食べられる店を作りたい」「まわりにカフェがないので、自分が行きたい店を作りたい」との思いで、習志野駅前に同店をオープンした。

 佐藤さんは「子どもの頃は好き嫌いが多かった。料理を始めたきっかけは苦手な野菜をどう調理したら食べられるようになるかと考え始めたことから。野菜は調理の仕方しだいでおいしく食べられます。今は野菜が大好き」と笑顔で話す。

 店舗面積は約8坪。店内は白を基調とした落ち着いた雰囲気で、客席は2人掛けテーブル5卓。子連れから、年配まで幅広い客でにぎわう。店名の「SANANCHE(サナンシェ)」は店主の名前「早苗(さなえ)」とマルシェをかけ合わせたもので、ロゴも店主が作成している。

 メニューは、パスタ(1,100円)、ハンバーグ(1,200円)、カレー(1,100円)など、子どもから年配まで好きなものを意識する。サラダ、副菜、スープが付く「おやさいセット」(200円)もある。「単品料理に『おやさいセット』を付けて食べてもらいたいです。1日分の野菜がとれます」と佐藤さん。

 メニューは試作に試作を重ねて作った。カレーの味がなかなか決まらない時、「淡路島産玉ねぎ」と出会う。料理には淡路島産玉ねぎを使用し、玉ねぎの旨味を活かし調理している。カレーは小麦粉を使わず、煮込んだ玉ねぎのみでとろみを出したオリジナル。1食で玉ねぎ約1個分を使用している。パスタは生パスタを使用し、モチモチの食感にこだわる。

 「私の料理を食べた人がおいしいと言ってくれるのが本当に幸せ。私も野菜嫌いだったこともあり、野菜嫌いの人の気持ちがよくわかる。これからも野菜の旨味を生かし、手間をかけ心を込めて調理します。基本1人営業なので、料理提供までに時間がかかることもあるので余裕を持って来店いただけるとうれしいです」と意気込みを話す。

 コロナ対策は、入店前の手指のアルコール消毒に換気に透明ビニールパーテーションを置く。営業時間は11時〜17時。日曜・月曜定休(不定休あり)。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • パスタを使用したトマトパスタ、おやさいセット

  • 淡路島産玉ねぎを使用し玉ねぎソースのハンバーグ

  • コロナ対策もされた店内の様子

  • 店舗外観

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