契約時に約束のお菓子と梨を受け取って喜ぶ2人

2/14（日）ふなっしー、ジャンボくんの2人が期限付きプロ選手契約

千葉ジェッツふなばしの試合に再出場

　船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」と千葉ジェッツふなばし（以下「千葉ジェッツ」）の公式マスコット「ジャンボくん」が2月13日、船橋アリーナ（船橋市習志野台7-5-1）で行われた千葉ジェッツと信州ブレイブウォリアーズ戦限定で「期限付きプロ選手契約」を結び、チームと観客を元気づけた。

　記者会見の場で、ふなっしーとジャンボくんは2人ともこの「期限付きプロ選手」の契約には、実は条件があったことを発表。ジャンボくんは「お菓子」、ふなっしーは「梨」をもらえるという内容だったと明かし、その景品が無事に両者に贈られた。

　試合前のセレモニーにふなっしーとジャンボくんが登場。選手入場でもトリを務め、会場は大きな拍手で盛り上がった。現在、B.LEAGUEの試合観戦にはコロナ感染防止対策で入場制限がかかっているが同日の入場者数は2,214人で、チケットは完売だった。

　東京から来たという女性は、観戦席でふなっしーの帽子をかぶって応援。「千葉ジェッツもふなっしーも大好き。久しぶりの観戦で、ふなっしーに会えるのもうれしい」と話した。

　試合は、両チームとも一歩も引かないぶつかり合いが続いたが、第2クオーター終了時点、35対31で千葉ジェッツが4点リードし後半戦に繋げた。

　ハーフタイムには、ふなっしーとジャンボくんが再び登場。「コロナで大変なこの時期に、みんなに元気をあげたいなっしー」とふなっしーが飛び上がった瞬間、ふなっしーはバランスを崩して着地。足を痛めた様子で立ち上がれなくなった。スタッフがすぐにアイシングをして痛みは引き、ふなっしーは見事に復活。「梨シャーベットにならなくて良かったなっしー」と、ふなっしー節で会場を安心させた。

　またふなっしーは、2月10日に5歳の誕生日を迎えたジャンボくんにプレゼントを渡し、ふなっしーがバースデーソングを歌って祝った。この日は千葉ジェッツも「WE♡ジャンボくんデー」として、選手もピンク色の特別なユニホームで試合に臨んでいた。

　第3クオーターと第4クオーターの間では、通常は非公式キャラクター「マスク・ド・オッチー」が挑戦するフリースローチャレンジを、この日のためにシュート練習を重ねたというふなっしーがチャレンジし、華麗なジャンプを披露した。

　一方試合は、千葉ジェッツは信州の高くて強いリバウンドに追い詰められたが、残り1.4秒でのフリースローで確実に点を決め、70対64で勝利した。

　試合終了後、原選手による「ジェッツ締め」には、ふなっしーのリクエストにより、原選手とふなっしーのコラボが実現し、会場を沸かせた。

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