2021年02月10日 配信

セブンイレブン新京成ST高根公団店。同店では山中梨園の「みかんジャム」を販売

2/10(水)新京成線駅構内で地元農家のフルーツ加工品5種を新たに販売

新京成駅構内のセブン-イレブンで取り扱い

 新京成グループの新京成リテーリングネット(船橋市高根台1-6-2)は、新京成線駅構内のセブン-イレブンで2月8日から、沿線の農園が開発したフルーツ加工食品のうち5種類を新たに販売している。

 同社では昨年9月から鎌ケ谷市の農園「初清園」が開発した「梨ジャム」と「キウイジャム」を新京成線駅構内のセブン-イレブンで販売し始めた。さらに12月には新鎌ヶ谷駅の改札外コンコースで沿線の5つの農園が参加しての「新京成マルシェ」を開催。沿線の農園と交流を深めてきた。

 そのなかで同社は、沿線にフルーツを原料とした加工食品を開発している農園が多くあることに着目。一方で、家族経営をしているため販路が拡大できずに農産物が廃棄処分となってしまう問題があることも知り、「各農園の思いが詰まっている商品。より多くの方にこの魅力を知っていただきたい」と、今回は4つの農園で開発されたフルーツジャムとドライフルーツの計5品を、新たに、新京成線駅構内のセブン-イレブンで販売する。

 4園のうち1園は、船橋市内の梨農家「芳蔵園」(船橋市二和東2-7-7)となり、同園からは梨ジャム(600円)と梨のドライフルーツ(700円)が並ぶ。そのほかの農家と商品は、山中農園(鎌ケ谷市初富23-35)から鎌ケ谷産の温州みかんを使った「みかんジャム」(550円)、いちじくの直売をしている濱田農場(鎌ケ谷市初富266-1)から「いちじくジャム」(864円)、野菜の直売やブルーベリーファームを営む「おばたファーム」(松戸市七右衛門新田505)からは「ブルーベリージャム」(690円)が並ぶ。

 扱う店舗は、セブンイレブン新京成ST新津田沼店、新津田沼改札内店、北習志野店、高根公団店、三咲店、鎌ヶ谷大仏店、新鎌ヶ谷店、五香店、常盤平店、八柱北口店となるが、扱う商品は店舗によって異なる。

 同社広報部は「新京成電鉄では、いちご狩りやぶどう狩り、なし狩りなどが楽しめる路線として沿線地域の魅力を発信しています。新京成リテーリングネットにおいても、駅構内で展開しているコンビニの強みを生かし、これからも地域に根差した魅力ある店頭づくりに取り組んでいきます」とコメントしている。また「農園の商品を販売し、販路を拡大させることで、廃棄処分となる農作物削減につなげていけるものと期待しています」ともつづけた。

 なお、緊急事態宣言中、セブン-イレブン新京成ST店の一部店舗では臨時休業や営業時間の短縮が実施されている。新津田沼改札内店は土曜、祝日は休み。三咲店は日曜、祝日が休みとなる。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 三咲店

  • 芳蔵園の梨ドライフルーツ(イメージ、芳蔵園提供)

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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