2021年02月11日 配信

2/11(木)芝山5丁目にゲーマー向け「ゲーミングシェアハウス」

コロナ自粛直前に開業・まもなく一周年に

 全国でも珍しいゲーマー専用のゲーミングシェアハウス「リバ邸GAMING船橋」(船橋市芝山5)が昨年4月の緊急事態宣言直前に開業、間もなく1周年を迎えようとしている。

 物件仕様は延べ床面積が約150平方メートルの5LDK。リビングとダイニングには大型テレビを設置、トイレは2つ、風呂・キッチンなどは共用。冷蔵庫・洗濯機・乾燥機などの生活家電は設置されている。寝室はドミトリータイプで20帖と6.4帖。そのほかハンガーラック荷物置やYouTubeやWEB会議用の配信ルームも用意されている。

 同施設で最大の特徴となるプレイルームは地下をそのまま活用。「秘密基地」を感じさせる空間ではNURO光回線と机、オフィスチェアを提供。入居者はゲーム用の大型モニターやゲーミングチェアを持ち込み自分でゲームプレイに最適な環境を整えている。

 入居にかかる費用は初期費用1万5000円、月額の利用料金が2万8000円~3万1000円。近隣の家賃相場をにらみ安めに設定。敷金・礼金、水道光熱費などは利用料に含まれ、生活に必要な家電は備え付けになっている。入居定員枠は13人。入居募集直後にコロナ緊急事態宣言が発令され一時ピンチを迎えたというが、7月頃から入居希望者が集まり始めすぐに満員になったという。現在は、2人分の入居枠を募集中だという。

 同施設を運営するのは、江戸川区西葛西に本社を構える不動産賃貸業の「カワマングローバル」。同社の代表・河田祐希さん(35)は、市立船橋高校野球部のOB。大学卒業後、大手企業の関係会社に入社。会社や仕事に不満はなかったものの「会社に出勤したりする不自由から解放されたい」という思いを抱えていた為、在籍中に不動産賃貸の知識を学び29歳で起業した。

 本やネットで知識を仕入れ、不動産セミナーにも積極的に参加。不動産賃貸で成功している人を訪ね話を聞いて回るなど2~3ヶ月ほど集中して勉強したという。

 8年間勤務した実績を活かし在籍中に物件購入資金を借入れした。最初の借りれは群馬県内にアパートを購入、数千万円の借入を行ったという。「相場よりも安い物件を見つけ、返済シュミュレーション、事業計画もしっかりしていたのでそんなに不安はなかった。銀行もすんなり貸してくれた」と振り返る。現在は、アパート6棟、戸建て数棟、シェアハウス4棟(30床)を運営する規模に発展。

 その後数年不動産賃貸を続ける内、「コンセプトがしっかりしている方が入居者があつまる」事に気が付き「女性専用シェアハウス」の運用も始めた。しかし、思ったよりも入居者間のコミュニティが図られない事から自身も大好きな「ゲーム」に特化した「ゲーミングシェアハウス」の構想にたどり着いたという。現在、ゲーミングシェアハウスは、船橋のほか葛西と亀戸でも稼働している。

 同施設では、入居者間のコミュニケーションをとりやすくするためにゲーム大会やみんなで風呂に行くイベントなども企画。「将来的にはゲーミングシェハウスだったらカワマングローバルと言われるようになりたい」と河田さん。近々、東船橋駅近くにもゲーミングシェアハウスを開設する予定だという。

 同社の公式ホームページから申込みをすると仲介手数料が無料になるという。

 カワマンングローバル公式ホームページ

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 地下にある秘密基地感満載のゲーミングルーム

  • 個室の配信ルーム

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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