2021年02月06日 配信

船橋新京成バス

2/6(土)「船橋新京成バス」が通勤・通学定期券に3月から「金額式IC定期券」導入

千葉県下では3事業者目

 船橋新京成バス(鎌ヶ谷営業所:鎌ケ谷市鎌ケ谷1-8-2、TEL047-443-2035)は2021年3月から、通勤・通学定期券について「金額式IC定期券」を導入し、これまでの「区間指定定期券(磁気式)」の発売を終了する。

 「金額式IC定期券」とは利用者が所持する交通系ICカード「PASMO」や「Suica」にも発行ができるバス定期券となる。また、これまでは決まった区間でしか定期券は利用できなかったが、「金額式IC定期券」では運賃区間の金額で発行する定期券のため、同金額内であればどの区間でも利用可能となる。

 さらに、乗り越し時には自動精算ができ、チャージ残高から不足金額を引くため、チャージ残高があれば利用客が小銭を用意することも不要となり、スムーズに精算ができるようになるという。また、これまでは定期券の乗り越しの場合は、乗り越し区間の普通運賃を支払わなければならなかったが、IC定期券の場合は、設定金額と乗り越し区間の差額のみを支払うこととなる。

 こうした金額式IC定期券を導入するのは千葉県内では同社が3事業者目。「バスと電車の定期が1枚になり、電車とバスの定期券を別々に持つこともなくなります」と同社広報担当者。ただし、他事業者のバス定期券が書き込まれている場合など、まとめることができないケースもあるという。

 定期券は、利用者が所持する交通系ICカード「PASMO」や「Suica」に搭載できるほか、「記名金額IC定期券」と「無記名金額IC定期券」を発売予定。記名タイプのものは、紛失時に再発行が可能となる。その場合、別途規定の再発行手数料、デポジットを支払う必要がある。「無記名金額IC定期券」は紛失時に再発行ができないタイプとなる。

 通勤・通学定期券のみ発行でき、期間は1カ月、3カ月、6カ月の3タイプ。普通運賃が180円の区間は通勤1カ月8,100円、6カ月45,200円。通学1カ月で6,480円、6カ月36,100円。270円区間の場合は通勤1カ月12,150円、通学9,720円。今までの区間指定定期券と定期券金額が変更となる。身体障がい者割引設定もあり。

 有効区間は船橋新京成バス一般路線全線。ただし、各自治体コミュニティバス、深夜急行バス、実証実験路線(丸山循環線・八木が谷循環線)、イオンお買い物バス、船橋アリーナ線では利用不可。

 同定期券の発売場所は、これまでの定期券発売場所と同じく、「鎌ヶ谷営業所」(鎌ヶ谷大仏駅ビル内)、「習志野営業所」(習志野車庫バス停前)、「船橋駅北口案内所」(バスターミナル5番のりば前)、「津田沼駅北口案内所」(2番のりば前)、「北習志野駅案内所」(ロータリー5番のりば付近)。

 なお、これまでの「区間指定定期券」は有効期限までそのまま利用となる。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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