2021年02月04日 配信

2/4(木)西船橋駅南口に「ホルモン焼肉はやぶさ」

北口で9年、ホルモン専門店「隼ホルモン」が移転

 西船橋駅北口で9年間営業を続けてきたホルモン焼肉専門店の「隼ホルモン」が昨年11月10日、同駅南口に一軒家レストラン「ホルモン焼肉はやぶさ」(船橋市葛飾町2-408-2、TEL047-407-2727)として移転リニューアルOPENした。

 同店のオーナーは、八千代市出身の須田隼さん(39)。一軒家を焼肉レストランとして開店。全体的に落ち着いたシックな雰囲気に。バックヤードは全て2階にもっていく事で内装をシンプルでスタイリッシュに、日常を感じさせないよう工夫した。店舗面積は、約21坪。客席は13テーブルで50席。

 須田さんは学校を卒業後、西船橋駅近くの広告代理店に入社。同社の経営するカラオケ店に勤務、派遣スタッフとして大手企業の現場で経験を積むなどしてきたが「いつかは起業したい」という思いがあったため「自分が広告代理店を経営する姿が浮かばない」と飲食業界に活躍の場を求めた。

 大手チェーンの飲食店に入社、イタリアン・和食・肉料理…と10年の勤務で各種料理の基本を身に付けた。30歳で退職、2012年に西船橋駅北口に「炭火焼き隼ホルモン」を開店。ホルモン焼肉の専門店として地域の繁盛店に育て上げた。

 今回移転先として選んだ店舗は一軒家イタリアンGABURI(ガブーリ)の跡地。地元飲食店のオーナー同士という事で交友があったため同店の後に居抜きで入居、内装に取り掛かったのは昨年9月から。新店舗の準備が終わった10月末のタイミングで北口を閉店。11月10日から新店舗での営業を開始した。

 移転リニューアルを機に、「ホルモン」メニューから「焼肉」を前面に打ち出した構成に転換。牧場を指定し和牛を仕入れ、丁寧に焼き方を紹介するなど接客にも力を入れる。

 それぞれ肉の種類に合わせて20種を超えるオリジナルタレを用意。同店の三大名物、「レバー」には岩塩・味噌ダレ・辛味噌を。「ハツモト」には、黒胡椒・甘口の味噌ダレを、「ミノ」には味噌ダレ・柚子おろし・食べる生姜を添えて提供するなど全てのスタッフが「ホルモンマニア」と呼ばれるくらい肉を語れるという。

 仕入れ先からこだわっている肉は焼肉を前面に打ち出し豚カルビ(680円)カイノミ(1800円)和牛上ハラミ(1900円)和牛牛タン(1500円)など6種。ホルモンメニューは豚タン、レバー、カシラ、シロ、豚ハラミなど10種(各550円)、とろホルモン(680円)はつもと(680円)ハチノス(680円)タンカルビ(880円)など8種類と豊富に用意する。

 もちろん、キムチ(500円)ナムル(380円)や、チョレギサラダ(480円)冷やしトマト(450円)などのサラダ。一皿メニューに塩煮込みホルモン(480円)牛タンのタンシチュー(780円)肉茶漬け(1500円)など手の込んだ肉料理も用意。スープ(5種400~880円)やクッパなどのご飯メニュー(800~1300円)に冷麺(800円)なども。デザートメニューは氷やフルーツソースから手作りする練乳いちご(650円)台湾風マンゴー(650円)など。

 基本的な保存方法や提供方法を守った生ビール(620円)やマッコリは吉久保酒造(茨城県水戸市)の「うさぎのダンス」やクラフトビール「496」「オンザクラウド」など、日本酒、ワイン、焼酎、ウイスキー、ハイボールなどドリンクも須田さんが各地で集めてきたものを提供。

 「いずれはバックヤードに使っている2階を貸し切りのもつ鍋料理店にしてみようと考えています。独立志望の若手を後押ししてあげられたら」と、須田さんは笑顔で話す。

 営業時間は、17時~23時(L.O.22時半)※コロナ禍(~3月7日迄)は13時~20時。月曜日定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 須田さん自慢の落ち着いた雰囲気の内装

  • 和食器を使用する事で高級感を感じさせるメニュー

  • 日本伝統のお茶漬けを焼肉屋風にアレンジした「肉茶漬け」(1500円)

  • 氷、フルーツソースから手作りのデザート「練乳いちご」(650円)

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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