2021年02月03日 配信

船橋大神宮の鳥居

2/3(水)船橋市内各神社での節分祭「豆まき」は中止

船橋大神宮では神楽の奉納は実施

 毎年市内の神社では2月の節分祭で豆まきが実施されているが、今年は船橋大神宮(船橋市宮本5-2-1)をはじめ、各所で「豆まき」は中止。神事または法要のみが執り行われた。

 毎年立春の前日、船橋大神宮では、その年が災いなく過ごせるよう、また漁業においては大漁を、農業においては五穀豊穣を祈って節分祭が行われる。

 例年であれば松戸徹市長をはじめ、大神宮総代や氏子内で招待された年男、年女など総勢80人ほどが拝殿に集まり、神事が執り行われる。その後、神楽殿では神楽の奉納、厄除けの豆まきが行われ、300人以上の見物客が集まる行事となっている。

 しかし今年は1月に豆まきの中止を決定。「参拝の方の密集を防ぐためで、今年に限ってはこのような形を取らせて頂きます」とホームページで周知していた。「ですが、神様に捧げるものですので、神楽の奉納など祭典は通常通り行いました。当日は、見物にいらしていた方もちらほらといらっしゃいました」と同神社の関係者は話す。

 「『豆まきは開催されますか?』とのお問い合わせの電話も結構ありました」とも話し、「たくさんの方が楽しみにしてくださっている行事なので、豆まきを実施できないことは非常に残念でした」と続けた。

 同じく、市内二宮神社のほか地域の神社をはじめ、毎年タレントなども参加し2万人近い人が集まる中山法華経寺での節分祭も今年は豆まきは中止となり、祖師堂内において、節分追儺式(星祭り法要)のみが執り行われるなど、今年は各所で静かに無病息災が祈願された。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 神楽殿の前は、現在整備工事中

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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