2021年01月13日 配信

令和3年船橋市成人式

1/13(水)オンライン開催の「令和3年船橋市成人式」

「二十歳のアピール」やばか面踊りなど

 船橋市は1月11日、「令和3年船橋市成人式」をオンラインで開催した。

 例年「市民文化ホール」で開催してきた成人式だったが、「令和3年船橋成人式」は新型コロナウイルス感染症拡大が続く中、会場を「船橋アリーナ」に変更して開催する予定だった。しかし同感染症が急激に拡大し、市内の医療機関の逼迫(ひっぱく)が懸念され、市民の安全を確保する体制の危機的な状況から、オンライン生配信になった。

 成人式は松戸徹市長、松本文化教育長、市議会議長日色健人さんからの祝辞に始まり、祝電が披露され前半が終了。後半「二十歳のアピール」が始まる前にフィナーレの流れの説明があり、手締めの練習が行われた。

 今年のテーマは「Act to message~つむぐ、つながる、つづいてく~」。司会の新成人が「世界的に流行している新型コロナウイルスという目に見えないウイルスによって、日常の生活様式が大きく変わってしまいました」と話し、開催場所も二転三転したことに触れ、「どこで開催されようとも、私たちが忘れてはいけない大事なことは、『Act to message~つむぐ、つながる、つづいてく~』、心の継続を大切にしようと決めました」と、テーマ決定の経緯を話した。

 司会や、企画進行を担当しているのは、新成人20人からなる企画運営委員。何度もミーティングや練習を重ね、当日の進行シナリオを決定していったという。

 そして、いよいよ新成人による「二十歳のアピール」がスタート。

 役者として活動している林紗弥さんの歌声と石塚結衣さんによるエレクトーン演奏の曲目は「人生は夢だらけ」。同じくエレクトーン演奏・石塚さんに我妻青依さんの熱唱による「アメイジング・グレイス」、川井大輝さんの歌声と姉のギター演奏による「風になって」が披露された。

 「二十歳のアピール」の合間には「〇〇が送る船橋の新成人 おめでとう」というコーナーで、船橋ゆかりの著名人からのビデオメッセージが流れた。ふなっしー、スポーツ界からは長与千種さん、「マーベラス」のメンバーや、「千葉ジェッツふなばし」の富樫勇樹選手、「クボタスピアーズ」のラピース選手、体操の谷川兄弟(航選手と翔選手)、音楽界からは船橋市出身の歌手・倉木麻衣さんや奥華子さん、THE NUGGETS、お笑い界からはペナルティのヒデさんからビデオメッセージがあった。

 「二十歳のアピール」のトリは「ばか面ヤンガーズ」によるばか面の演奏と踊り。松戸徹市長も舞台に上がり新成人と共に踊った。

 新成人による「わたしのメッセージ」では、コロナ禍で人とのつながりがいかに大切なことなのかを知ったこと、企画運営委員として仲間と出会い関われたことが貴重な経験だったことなどが話され、松戸市長からは「みなさんなら力強い社会が作れると確信しました」と感想があった。そして最後に、「船橋成人手締め」で成人式は終演となった。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 林紗弥さん

  • 石塚結衣さんによるエレクトーン演奏と我妻青依さん

  • 川井大輝さんとお姉さん

  • 「ばか面ヤンガーズ」によるばか面の演奏と踊り。市長も参加

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