1/3(日)市船生への応援ポスターを市内に100枚掲示
「ふなばし子ども食堂ネットワーク」が作成
「ふなばし子ども食堂ネットワーク」(代表:伊藤由佳さん、TEL090-8041-1369(事務局))は昨年12月、市立船橋高校への応援ポスターを作成し、12月19日から掲示が市内各所に広がっている。
「ふなばし子ども食堂ネットワーク」は、船橋市内の各地域で、子ども食堂を運営している人たち・団体が同ネットワークを通じて交流し、子ども食堂の輪を広げ、情報交換や研修などを行うための連絡会。現在は13カ所の子ども食堂が参加している。
12月9日に市立船橋高校(船橋市市場4-5-1)が公表した新型コロナウイルスのクラスターの発生で、同校は臨時休校となり、報道でも大きく取り上げられた。
同ネットワークは「その後、学校は再開したものの、出場が決まっていた各部活の大会への出場機会が失われたり、周囲からの心ない声が聞かれたりする中で、子どもたちの心の傷は深く、その影響は深刻です。そこで、子どもたちのために活動しているふなばし子ども食堂ネットワークとして、市船生に何かできることはないかとポスターの作成を考えました」と同ポスターを作成した。
同ネットワーク代表の伊藤さんは、北習志野にある「創作レンタルスペース LABORO」(船橋市習志野台2-13-22上野新ビルA棟302)の代表・齋藤鈴(りん)さんに連絡をし、デザインイメージを伝え、齋藤さんは制作に取り掛かったという。
「由佳さんからお話をいただき、私にできることでしたらと、お手伝いさせていただきました。由佳さんからイメージを伺った後、すぐに筆文字アーティストのりりょうさんに連絡をし、書を書いていただきました」と齋藤さん。
同ポスターには、「がんばれ市船生 がんばろう船橋の子ども達」とりりょうさんの書で書かれ、その周りにはコロナ禍で生まれた差別や偏見を無くす取り組みの「シトラスリボン」もあしらわれている。
齋藤さんは「市船のことだけでなく、コロナの影響で誹謗中傷や差別を受けたという話をお客さんや知人から聞いていたので、コロナに対する誤解や偏見が無くなるといいなと思い、ポスター制作をさせていただきました」とも続けた。
同ポスターは100枚作成。屋外でも耐久性のある紙を使用している。配布は「ふなばし子ども食堂ネットワーク」が中心となり、市船の最寄り駅である東船橋駅を始め、各鉄道駅の掲示板や市内民間施設や店舗に掲示されている。
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