4/24(土)スポーツの現場で生まれた「氷撃マスク」今年度大幅増産
船橋市内のサッカーチームが開発に携わって
船橋市内で15年にわたって地域の少年サッカーを支えてきたヴィヴァイオ船橋サッカークラブが開発に携わり、昨年から販売開始している冷感マスク「氷撃マスク」の販売が好調、今年は大幅に制作数を増やして4月16日から販売を開始した。
ヴィヴァイオ船橋サッカークラブは卒団生が市立船橋高校サッカー部に入部したり、Jリーガーになるなどこれまでにも優秀な選手を輩出してきた少年サッカークラブ。代表の渡辺さんは、年を追うごとに暑くなる気候に「子ども達が熱射病になってしまう。屋外での天日の下でのサッカーは危険になりつつある」と早くから懸念を覚え屋根付きフットサル場の建設なども手掛けてきた。
熱射病を避けるために、2018年から新素材メーカーと冷感シャツ「氷撃」を開発。汗をかき、風や走行時の空気の流れに触れると化学反応し表面温度を下げるという新素材は多くのスポーツチームに採用された。
そこに昨年からのコロナ禍でのマスク装着の義務が登場。飛沫感染を避けるためとはいえ、運動の際にマスクをすると呼吸困難に陥る恐れもある。また、自分が吐き出した二酸化炭素や体温を下げるために吐き出した熱い呼気を吸入する事での身体の影響なども考え解決に向けて大いに悩んだという。
渡辺さんは、「氷撃」開発メーカーのリベルタに相談。呼気が含んだ水分や唾液、汗などに触れることで冷たくなる「氷撃マスク」製作に成功、昨年は1万9151枚を売り上げた。今年度は10倍近くの生産を見込んでいるという。
昨年は1430円(税込み)で販売したものを今年は、998円(税込み)で販売。昨年モデルでは冷感新素材をマスクの内側に圧着していたのだが新モデルではマスク生地に織り込みより冷感性能をアップさせたという。3000枚以上が売れているという。
昨年のヒットを受け、今年増産するにもかかわらず価格を下げた理由について「多くの人に知ってもらい、利用してもらいたい。生産数を増やしたことで素材と製造のコストを下げることができた」と渡辺さん。
販売は、多い手通販サイトなどでも取り扱っているが、渡辺さんとリベルタ社で立ち上げた「ビバネットワーク」のウェブサイトでも販売している。会員登録する事で割引購入する事ができるほか、同社限定のカラー「黒」マスクも購入する事ができるという。
ビバネットワーク公式ホームページ VIVAネットワーク (viva-network.net)
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