2020年03月12日 配信

市川市役所本庁舎前のハンバーガー専門店

3/12(木)市川市役所前のバーガーショップ「SHISHI BONEⅡ」が3周年

夏からは平日のディナー時間帯営業も再開

 竣工を目前に控えた市川市役所第一庁舎前のハンバーガー専門店「SHISHIBONE2(シシボーン・ツー)」が今年1月19日で3周年を迎えた。

 同店が開業して間もなく市川市役所は第一庁舎立て直しのため、その機能を移転。3年目の節目を迎える今年、夏には竣工を終えた第一庁舎に市役所機能が戻ってくるという。

 店内の壁は写真家や作家・クリエイターの友人らが展示しやすいようにと、有孔ボードと合板材のOSBボードを張り木の風合いを活かしたデザインで統一。4人掛けテーブル4セット、2人掛けテーブル4セットで最大24席、約16坪の店内は木目調のテーブルと赤いイームズチェアで温かみのある雰囲気でまとまっている。

 新鮮な肉汁を味わってもらうために「ビーフパティ」は、生肉のみを使用。現在は、「超粗びき」と「普通びき」を独自の割合で配合し、独特の食感になるよう調整、1枚130グラムで提供する。

 バーガーを挟み込む「バンズ」も友人のパン屋さんと共同開発した特注品。「一口目でパンと肉、野菜が一緒に噛みしめられるようにパンを一回り小さく、その代わり厚みを増しています。まだ、試行錯誤してお客さんの飽きがこないように工夫をしていきます」と、こだわりをみせる。

 そのほか、玉ねぎは肉汁が染み込みやすいようにみじん切りに。バンズと玉ねぎ、チーズ、ビーフパティ、トマト、レタスというバーガーの味を構成する素材も順番を考え抜いたうえで調理している。

 同店オーナーの牧野祐輔さん(37)は、都内や海外のラーメン店で修業を積み、香港、ニューヨークなどで経験を積んできた。その際にクラフトビール文化に触れ、「クラフトビールとサンドイッチの店を開きたい」と、考えるようになったという。

 帰国後、物件が見つかるまでの間、クラフトビールを飲ませるマイクロブルワリー「カンピオンエール」に勤務。ビールとパブフードの知識を身に着けた。半年ほどで、小岩に「SHISHI BONE」1号店となる8坪・10席の店舗が見つかり2015年12月3日に開店。

 当初は、ニューヨークの「プロペラ」というサンドイッチ、「ファラヘル」というひよこ豆のコロッケなどを提供。メニューの試行錯誤を続け、3か月ほどで「ハンバーガー」をメニューに加えるとたちまち人気店に。すぐに1号店が手狭になり2号店出店の話題が持ち上がったという。 

 2017年1月19日に市川市役所前に2号店をOPEN。当初は平日のディナー営業も行っていたが市役所改装の移転に伴ってディナー営業を中止。7月から約3年ぶりのディナー営業を再開する予定だという。

 ハンバーガーにコーラやクラフトビールなどを合わせる同店のスタイルは幅広いファン層をつかみ、フードデリバリーサービスの「ウーバー・イーツ」でも多くの固定客がついているという。

 開店当初は、「クラシックバーガー」と「Wバーガー」のみの提供に「トッピング」各種を選ばせる形式をとっていたが、「ほぼ通常メニューのオーダーになる」ことから定番メニュー数種を用意する現在の形に落ち着いたという。

 ハンバーガーは平日「ランチスペシャルセット」として、フレンチフライポテトとドリンクがセットで980円から1450円まで。メニュー表には、$(ドル)表記で金額が掲載されているがレートは、1$=100円で固定レート。

 「ハンバーガーは自分の好きなようにアレンジしてくれるのが一番。こだわりのトッピングをご注文ください」と牧野さん。トッピングは、チーズ(100円)、サルサ(100円)、ベーコン(200円)、ハッシュドポテト(150円)、フルーチーズ(300円)、アボカド(200円)、パティ(3枚目)(380円)、ハラペーニョ(100円)などを用意。

 ドリンクはコーラをはじめとしたソフトドリンクに加え、追加300円でカクテルやワイン、追加500円でクラフトビールなども用意している。

 営業時間は、11時~14時半(平日)。土日は11時~20時まで。祝日は11時~15時までの営業。月・火曜日定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • チーズベーコンバーガー+パイナップル

  • 有孔ボードで展示しやすい壁面

  • デリバリーで人気の「フィリーチーズステーキ」

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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