2019年10月13日 配信

10/13(日)前原西に焼き鳥と串焼きの「炭焼屋鶏’s串(とりづくし)」
習志野市大久保「炭焼家串じまん」2号店はオリジナルブランドで

 津田沼駅から徒歩10分圏内県道沿いに9月20日、焼き鳥と串焼きの専門店「炭焼屋鶏’s串(とりづくし)」(船橋市前原西2-2-2、TEL047-406-4194)がオープンした。

 同店を経営するのは、京成大久保駅近くの商店会で「炭焼家串じまん」(習志野市大久保1-18-12)を経営する永井崇一郎さん(34)。和の趣を感じさせる外観、店内は約10坪の店内はカウンター7席、座敷12席含んでテーブル20席の落ち着いた和の雰囲気で統一されている。

 永井さんは学生時代から飲食業でのアルバイト経験を豊富に持っている。大学中退後に大手系のIT関連企業に就職、2年弱の営業職を経験してから退職。アルバイトで生計を立てながら日本中を回る生活をしていたという。

 そんな中、現在オーナーになっている京成大久保の「串じまん」店長に誘われてアルバイトとして同店に入社。元気のよい接客、ダウンライトの落ち着いた雰囲気、新鮮さが自慢の素材を使ったメニューにほれ込み本腰を入れて働くように。2か月で正社員になると、2年で店長に昇進。5年間店長として勤務した後、同店を買い取って会社を設立、独立した。

 「スタッフなどは気心が知れているメンバー、長年の経験でメニューなども知り尽くしている店を軌道に乗せるのはそんなに難しくなかった」と永井さん。経営を引き継いで2~3年ほどして2号店の出店を目指し、物件探しをしていたがなかなかいい出会いに恵まれなかったという。

 つい先月、社員が4人増えたタイミングに合わせるかのように今回開店することになった「居酒屋 志の」の居抜き物件に出会った。1号店の「串じまん」が60席の中規模店舗だったため、今回は目の届く範囲の規模での店を目指した。

 「自分が行きたくなる店を実現しました。本当はもう少し年を重ねてから形にするつもりだったんですけど…少し予定より早まっちゃいましたね」と、笑顔で話す永井さん。「全国各地から仕入れた新鮮な鶏を備長炭で焼き上げる焼き鳥と串焼きを行き届いた接客で提供したい」とも。

 買い取った1号店はフランチャイズだったこともあって2号店ではチェーン店では出せないオリジナルのメニューにも挑戦する。メニューには、看板メニューの串焼(160円~)以外にも一品料理やにぎり、丼なども揃える。ドリンクは、日本酒・焼酎・サワー・ワイン・ビールなど幅広く用意。もちろんアルコールが苦手な人向けのノンアルコールも用意する。

 オープンからしばらくは大久保店の常連客なども駆け付けたというが、今後は近隣の住民向けに宣伝や広報を行っていく予定だ。

 営業時間は、17時~25時(L.O.24時、ドリンクは24時20分)。今のところ火曜日定休、運営が軌道に乗ってきたら不定休に変更するという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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