2019年02月02日 配信

2/2(土)旭町に無料宿泊体験型モデルハウス「高付加価値住宅」
冬暖かく、夏涼しい。ヒートショックの予防など目的に

 船橋市内に本社を構えるプレアクリエイト(船橋市南本町8-24、TEL0120-78-1311)が1月12日、同社の提案する「高付加価値住宅」の機能を無料で宿泊体験できるモデルハウスを完成させ、SNSなどで話題になっている。

 今回完成した「高付加価値住宅」とは、いま住宅業界で話題の「高気密」「高断熱」といった低燃費住宅の基準値を大きく超えた機能を持った住宅を指している。「超高気密と超高断熱の機能を持った住宅を高付加価値住宅と呼んでいます」と、同社代表の鈴木芳彦さん。

 高気密住宅というのは、「C値」と呼ばれる延べ床面積当たりの隙間量の多い、少ないを表す値でその優劣を目安化している。首都圏の基準では「5.0」を一つの目安としているそうだが、同社の物件では「0.1」を計測。極めて気密性の高い建物を実現した。

 また、窓やサッシの断熱性能を高める施工技術を高め、外気で室温が冷やされないよう特別な断熱材を用いた工法を用いている。鈴木さんは、同社設立当初から「地域で商売をさせて頂いているので、お客さまと会社の関係が近いことが多い。自分の親戚や親兄弟にすすめられる物件を作りたい」と、耐震等級に特化した住宅を開発するなどして業容を拡大してきた。

 より安心で、安全に、健康に住める住宅を研究するうちに高気密・高断熱の低燃費住宅にいきついた。さらに研究を重ねるうちに2年前に現在の工法に出会ったという。自社で施工できるように研究と訓練を重ね、念願のモデルハウスが今回完成した。

 同物件では、料理や風呂で発生した湿気を室内に循環させる仕組みをとっている。キッチンの換気扇は、内気循環型のものを採用。料理の匂いを取り除き、暖かい空気をそのまま活かして循環させるのだ。また、生活の中で発生した湿気は、内壁に使っている防臭・殺菌効果もあるホタテ殻を使った「ルナしっくい」と、床に使用している天然木が吸収、空気が乾いてきたら湿気を吐き出して建物自体が呼吸する仕組みになっている。

 こうした仕組みを取り入れたことで室温は冬場でも21度前後、湿度は48パーセント前後を保つ。「人が生活しているだけで室温・湿度はもう少し上がります。快適な状態を保てるように建物全体が管理されています」と鈴木さん。

 室温が低い場所に湿気が移動し、結露し、カビを繁殖させることがわかっているため同物件では、北側も南側も同じ室温・湿度を保てるよう吹き抜けなどを活用している。湿度を快適に保つことでウイルスの発生、カビの繁殖も抑えると同時に風呂上りのヒートショックなども防止するのだという。「より安心・安全・健康に住んでも頂ける建物を追求してここにたどり着きました」と鈴木さん。「無料宿泊体験ができるようにモデルハウスを解放するので、ぜひこの環境を体験して頂きたいです」とも。

 無料宿泊体験や物件・工法についての質問や問い合わせは同社公式ホームページから。 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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