2016年07月11日 配信

7/11(月)船橋警察署の署員が東日本実業団空手道選手権大会全国大会に
船橋署の警察官が全国の舞台へ

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 船橋警察署(船橋市市場4-18-1)に所属する2警察官が5月に日本武道館で開催された「東日本空手道選手権大会」で優勝と準優勝に輝き、11月に開催される全国大会への出場を決めた。

 2人は普段船橋市内で活躍する警察官で、矢本巡査部長は生活安全課少年係、田口巡査は船橋駅前交番に勤務する警察官。忙しい勤務の合間を縫って週1回程度の稽古に参加しながら今回の大会に挑んだ。

 組手マスターズ男子個人戦(40~49歳)で優勝したのが、矢本幸文(たかふみ)巡査部長(45)。5年前に全日本空手道選手権大会組手マスターズ男子個人戦(40~49歳)で優勝。東日本実業団でも同部門で3年前まで3連覇を果たしている。

 普段は、生活安全課少年係に勤務する警察官。小学校3年生の頃に空手に出会い習志野高校空手部、日本大学空手部に所属。大学時代は、個人戦で関東大会3位に入賞するなどの活躍をしている。その後一般企業に就職、30歳で警察官になった。

 田口聡珠(さとみ)巡査(23)は、組手女子個人戦で準優勝。小学校生の時に空手に出会い、6年生で松戸市内の道場に移籍、中学校まではバスケと駅伝も並行して行っていた。拓殖大学紅陵高校の空手部に所属、駒沢大学空手部時代には組手の部で世界チャンピオンになっている。また、女子の団体戦では日本代表3人の1人に選ばれている。
 
 警察官を目指したきっかけは、小学生の時に自宅に入った空き巣の捜査でやってきた女性警察官がとても格好よく、その姿にあこがれたのだという。現在は、船橋駅南口の駅前交番に勤務している。

 毎日のように酔っぱらいの喧嘩が起きている職場だが、「喧嘩の仲裁に入る時にも怖気付かないで処理できる。物怖じしない心は武道で磨かれたのだと思います」と話す。

 市内で少し目立ってきている少年犯罪について「まだ、チームの抗争みたいなものは見られないが、窃盗などの犯罪が増えてきている。中学生がバイクに乗っていたら、その特徴などを教えてほしい。地域の方からの情報提供が謙虚に結びつくことが多いのです」と、市民への協力を呼びかける。

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MyFuna編集部

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