2016年06月09日 配信

6/9(木)極真空手初代チャンピオンが文武両道型アフタースクール「武学塾」

空手道で精神と体を、日能研&河合塾とコラボで学力支援も

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 船橋市内を中心に千葉県北西部に15の道場を構える極真会館千葉県北支部の柿沼英明さんが、7月12日に文武両道型アフタースクール「武学塾」(船橋市本町6-3-20 TEL047-489-1011)を開講する。

 武学塾は、「極真空手」の持つ真剣勝負から生まれる精神面の鍛錬的な要素に加え、全日本チャンピオン市川千尋の指導で行う「体操トレーニング」で全身運動と基礎的な体作りを行うとともに、日能研と河合塾が共同開発した学習教材「ガウディア」で国語・算数の学習支援要素も持たせたアフタースクール。

 オプションでTOEICやTOEFLを見据えた英会話教材「レプトン」による英語教育も受ける事が出来る。月曜日から金曜日までの週5日、15時から19時まで預かり、園長で21時まで対応可能。基本料金は4万6000円(税抜)。1万円プラスで土曜日8時~19時も預かる。7月後半、夏休み開始時期から預かりを開始する。

 対象エリアは、船橋小学校・市場小学校・八栄小学校・海神小学校の4校を中心に定め、送迎人員の確保が整い次第葛飾小学校区まで対応する予定だ。定員は40人を見込んでいる。

 塾長として武学塾を立ち上げる柿沼さんは、空手指導歴30年の豊富な経験から現代における子どもたちの平均的な体力の低下と親のかかわり方について「打たれ弱さ」や「依存心の強さ」などを実感してきた。

 「例えば、私が空手を指導し始めた頃は空手の世界チャンピオンは日本人でしたが、今では外国人選手が台頭する。昔の日本人選手は延長戦になればなるほど粘り強さを発揮したものですが、今は延長に弱い」と柿沼さん。「昔は良い意味で放任主義でしたが、今は空手の指導方法にも口出しする親御さんも増えました。親を見て集中できない子どもが増えています」とも。

 こうした子どもたちの教育に対して、現状の週2日、1時間ずつの教育では「効果が出るまでに時間がかかり過ぎてしまう」と感じ、「1週間を通じてじっくり教育することで肉体的にも精神的にも強い、将来を担う事の出来るリーダーを育てよう」という考えだ。

 子どもたちの教育をじっくり行うことで、母親の社会進出にも貢献でき、待機児童を減少させるとともに、土曜日の預かりでは地元経営者とのつながりを駆使したボランティア体験や職業体験などといった本物体験にも力を注ぐことで子どもたちの進路について将来の選択肢を広げようという狙いもある。

 「明治維新を推進したのは江戸時代の日本の教育。つまりは武士道教育が強い日本人を育てた。海外では宗教を通じて徳育を学ぶが、日本では学校がその役割を担ってきた。今のような時代だからこそ私の経験を社会に活かせると思い武学塾の開講を決意しました」と柿沼さんは話す。

 申込み・問合せは、TEL047-489-1011。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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