2016年05月12日 配信

5/12(木)高根小学校の全校児童が田植え

地域の農家や保護者とともに体験活動

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 高根小学校(船橋市高根町2895、 TEL 047-438-2237)の全校児童130人が5月10日、同校近くの田んぼで「米作り体験活動」の田植えが行われた。

 
 今年で32回目を迎える同活動は、近隣農家から借用している10アールの田んぼで行われている。4月に5年生が「種籾捲き」をして育てた苗を児童と保護者30人で田植えをした。米作りの指導には近隣で農業を営む5人が参加した。

 1年生は田植え作業は見学、稲刈り作業から参加する。2年生と4年生の児童を持つ母親は「毎年楽しみにしている活動です。2年の息子は初めての田植えなので大丈夫かな」と、笑顔を見せた。

 「雨や風で倒れないように、しっかり苗を植えましょう」とのかけ声で田植えがスタート。高学年は慣れた手つきで田植え作業を行い、6年生は田植え機を使った作業も行った。「予想より機械が重くて、まっすぐ動かすのがとても難しかった」と6年生の女子児童。

 指導者として参加した4年生と6年生の父親の野瀬さんは、米作り体験活動が同小で初めて行われた32年前、6年生の時に参加した卒業生。「当時は1000人以上の子どもがいたので、1学年のみの参加でした。今は全児童が一緒になって楽しめてとてもいい体験だと思う」と話した。

 今後は草取り、かかし立て、9月には稲刈りを行い、収穫した米は給食に使用したり秋の収穫祭で地域の方を招いてもちつきをしてふるまったりする予定。

 「米作り体験を全児童で行える学校は貴重だと思う。昨年は天候の影響で不作だったので、今年はリベンジしたいと思っています。たくさん育ってほしい」と竹内教頭は笑顔で話した。

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MyFuna編集部

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