2016年03月18日 配信

3/18(金)行田の「あまねの杜保育園」

国家公務員体育施設跡地の総合福祉エリアに

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 国家公務員の体育施設跡地の総合福祉エリアに開設されたあまねの杜保育園(船橋市行田2-9-10 TEL047-401-5011)のデザインや施設が斬新だと地域住民の間で話題を呼んでいる。

 同施設は、社会福祉法人の南生会が運営。開設は2015年8月1日。認可定員は160人。敷地面積は2,052平方メートル、建築面積1,067平方メートル、延床面積1,494平方メートルの鉄骨造り。

 施設全体が周(あまね)の文字を形取ったものになっている為、1階、2階ともに子どもたちが施設全体を走り回れるように回廊式の廊下が採用されている。いずれの階も屋根が併設されている為、雨天時にも運動不足の解消をすることができる。

 施設の骨格は鉄骨造りで随所に天然木を使用。木の温もりや風合いをそのまま感じられるようにするため、表面加工などを施さず経年変化を感じられるようにしている。また、地熱活用によって無駄な空調費がカットできるように設計されている。

 同エリアには運動場やテニスコートも併設されているが、施設で立体的な運動会を開催できるほど運動スペースが充実している為、昨年度の運動会は施設の屋上テラスを客席に、施設全体を走る回るコース設計で行われたという。

 「せっかく木の温もりを感じられる施設なので木や布のおもちゃ、園内の装飾物にも本物の樹木を使うなど人工物をなるべく使わないように心がけています」と同園の谷幸子園長。「クラスの名前もぶどう、みかん、りんご、ももなど植物や果物の名前を用いています」とも。

 また、異年齢教育を採用しているため、上の年齢の児童は下の子に対する優しさやリーダーシップを、下の年齢の子は上の子の遊びを一緒に行う事で遊びを通じた発達を促進させる働きがあるという。「あまねの杜に行きたい。と思っていただけるような教育を心がけています」と谷園長。

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MyFuna編集部

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