豆まき後には野菜や日用品の配布も
八栄小学校と夏見公民館の間にある夏見日枝神社(船橋市夏見2-29-22、 TEL 047-425-1845)で2月3日、恒例の節分祭が行われた。
船橋大神宮の末社といわれ、西夏見地区の鎮守とされる同神社。境内での節分祭は、約25年前から恒例行事になっているという。
16時の開始時刻には、200人ほどの子どもたちや近隣住民が境内に集まった。時間になると、特設された檜舞台から掛け声とともに、氏子の代表者たちが小袋に詰めた豆や落花生を撒いた。
参拝客の中には、大きな紙袋や洗面器で豆を受ける人も。豆まきは16時から2回に分けて行われ、16時15分ごろ一旦終了。その後、「配られた豆の袋の中に引換券が入っていた人は並んでください」とアナウンスが入った。
豆が入った袋の中に「ダイコン」「白菜」「ティッシュペーパー」「洗剤」などと書かれた小さな紙が入っていれば、その商品と引き換えることができるというもの。
「ここの豆まき、毎年楽しみにしているんですよ。去年はキャベツやダイコンなんかが当たったんだけどね」と夏見在住の70代男性。今年はお菓子とティッシュペーパーの引換券が入っていた。
「子どもたちが楽しみにしていて、毎年来ています」と2人の子どもを連れて参加していたのは夏見在住の30代主婦。
境内には子どもたちの笑顔が溢れ、祭事が終わるとお参りをしてから帰る姿も見受けられた。
「同神社での祭事は、夏見の北部、南部、坂下など夏見の各地域に住む氏子の幹部格にあたる人たち約20人が集まって、執り行っています」と、その監査役を務める、総代の寺澤征四郎さん。
節分祭で配る野菜や日用品は、氏子総代らにより奉納された品だ。
「夏見日枝神社は、この地域の産土神社です。同神社では、11月に行っている新嘗(にいなめ)祭にちなんだ秋祭りにも多くの人に参加いただいています」と寺澤さん。2月11日には紀元節という行事が行われるという。
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