2015年12月31日 配信

12/31(木)習志野駐屯地3大行事「平成28年降下訓練始め」

基本的な降下降着戦闘をテーマに

 

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 陸上自衛隊習志野駐屯地(船橋市薬円台3-20-1、TEL 047-466-2141)の演習場で、1月10日、「降下訓練始め」と題した、年明け初となる降下訓練が一般公開される。

 同所では「陸上自衛隊の精鋭部隊」ともいわれている第1空挺団が日々訓練を重ねている。毎年年明けにはその訓練の一部である、自衛隊の各種航空機からの落下傘降下訓練を一般公開しており、訓練で使用した備品などの展示も行っている。

 駐屯地が一般開放されるのは、「駐屯地桜まつり」「駐屯地納涼夏祭り」にならび、同催しの年3回のみ。昨年は約3万人が来場した。

 「降下訓練始め」は、1969(昭和44)年からで、1年間の降下訓練の安全を祈り「開傘祈願祭」として部隊内で行われ、1974(昭和49)年から一般公開するようになったという。

 昨年は「島しょ防衛」をテーマにした訓練を披露した。同団広報室 広報陸曹の横田浩映(ひろあき)さんは「今年はオーソドックスな訓練に戻し、空挺団の訓練の一連をお見せしたいと思っています。『基本的な降下降着戦闘』をテーマとし、ご覧いただきます」と話す。

 当日は、航空機からの落下傘降下、地上での戦闘訓練を予定。例年行われている駐屯地資料館「空挺館」の公開はなし。訓練時間は11時~12時。演習場は8時から15時まで開放。敷地内には売店も並び、自衛隊グッズも販売する。「演習場は基本的に下が土なので、歩きやすい靴でお越しください。また、とても寒いので、暖かくしていらしてください」と横田さん。

 駐車場は数に限りがあるため、公共機関での来場を呼びかけている。天候により、訓練の一部、または全てを中止する場合もある。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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