2015年12月24日 配信

12/24(木)新高根公民館となりに放課後デイ「おおきな木」

整骨院のノウハウで子ども向けに運動補助

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 船橋市に事務局を構える中央整骨院グループが新規事業として放課後等デイサービス事業「おおきな木」(船橋市新高根1-13-7 TEL047-402-6066)を立ち上げ12月1日から利用者の受け入れを開始した。

 同社は、整骨院をメーンに首都圏各地に展開。内科・小児科クリニックや訪問介護事業なども手掛ける医療福祉関連業界の総合企業。バスケットボールトップリーグNBL所属の千葉ジェッツや市立船橋高校サッカー部、女子バレー部のオフィシャルトレーナーでもある。

 数年前から介護事業にも進出。船橋市七林と市川市本八幡にデイサービスおよび訪問介護事業所「おおきな木」を開設し、順調に業容を拡大してきた。

 本業の整骨院を利用する客から発達障害を持つ子どものコミュニケーションや運動機能について相談を受け、「グループの持つノウハウの提供で多くの困っている人を救えるのでは」と、障がいを持つ子どもたちの支援事業「放課後等デイサービス」に乗り出した。

 今回開設した同サービスの事業所は、約300坪の広大な敷地を持つ戸建て住宅。知り合いのつてを通じて同サービス用に住宅の提供を受けたという。1階に5部屋、2階に6部屋、220坪の広大な庭も備える。受入れは小学校1年生~高校3年生まで(特別な理由がある場合は20歳まで利用可能)で発達障害の子どもとその疑いのある子どもの自立を目指して開設された。定員は10人。申請は11月1日に完了し、12月1日から利用者の受け入れが可能になっている。

 同事業所は、放課後等デイサービス事業に3人の常勤職員を配置。ヘルパー派遣事業所も併設している。ヘルパー派遣事業では、サービス提供責任者を含み現在8人のヘルパーが登録されている。

 整骨院のノウハウを取り入れ、怪我の予防などに効果のある運動ストレッチや体操を軸に、話題の「I pad air」を学習支援に導入するなどパソコンが必須になることを見越したカリキュラムも実現する。さらに「徳育」にも着目、知育授業に力を入れ、コミュニケーションで他者に気持ちを伝える挨拶の練習なども取り入れる。

 夏季には広い庭を活用したバーベキューなども計画。親子関係の強化や利用者同士の交流を深める目的で検討している。

 また、将来的には保険の適用外サービス提供も視野に入れ、医師の診断を受けていない潜在的な児童の受け入れ体制も整えていく予定だという。

 利用時間は14時(お迎え)~19時(送り)。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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