12/23（水）津田沼駅前でクリスマスチャリティーコンサート

聖徳大学音楽学部OGが出演

　イトーヨーカドー津田沼店（習志野市津田沼1-10-30）1階の特設ステージで12月19日、新京成電鉄主催の「クリスマスチャリティーコンサート」が行われた。

　今年で3年目となる同コンサート。当日は、新京成のキャラクターであるしんちゃん、けいちゃんも登場し、演奏は、新京成沿線にある聖徳大学音楽学部卒業生によるグループ「聖徳女声アンサンブル」が出演。女声のアンサンブル演奏が披露された。

　ステージでは「サンタが街にやってくる」に始まり、ディズニーの「美女と野獣」や「リトルマーメイド」が、オペラからはプッチーニ作曲、ジャンニ・スキッキより「私のお父さん」、ラ・ボエームより「私が街を歩くと」、星野富弘の詩による歌曲など、バラエティーに富んだ曲目が。　会場には澄んだ清らかな歌声が響き渡り、観客や師走の街を急ぐ通りがかりの人々も感心した様子を見せた。

　アンコールでは、しんちゃん、けいちゃんが再びステージに登場し、新京成のオリジナルソング「新京成で出発だ！」で賑やかに締めくくられた。観覧していた30代のカップルは、「久々に胸がときめくコンサートで良かったです」と感想を話した。

　同コンサートは、街の活性化や文化の向上を目指すために行われている。「一番の目的はチャリティー。皆さんに温かい気持ちが届いてほしい」と、新津田沼駅長。

　また、「新京成は人の乗降が2011年の震災前に比べるとだいぶ減ってきてしまっている。街のイメージアップをすることで今後もっと多くの方に乗降してもらえれば有難い」と現状を話した。

　会場では募金活動も行われており、集まった募金は新京成電鉄により「平成27年度NHK歳末たすけあい」に届けられる。今後はホールを使用してのイベントを計画しているという。

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