12/9(水)三番瀬の魅力を伝えるカレンダー「三番瀬で会いましょう」
三番瀬周辺の小学校全クラスへも毎年寄付
三番瀬カレンダー制作実行委員会が毎年恒例となっている「三番瀬で会いましょう 2016年カレンダー」を今年も発行、現在市内の書店などで販売している。
同カレンダーの発行は今年で8回目。日本有数の渡り鳥の飛来地でもある干潟、浅瀬である「三番瀬」の魅力を、より多くの人に伝えるのと同時に、水の浄化など地球環境を守る役目を果たしていることを知ってもらうため、同実行委員会ではカレンダーの制作を続けてきた。
その活動が認められ、制作にあたってはさまざまな支援も受けている。過去には千葉県三番瀬再生支援事業補助金、船橋市市民公益活動公募型支援を受け、今年は千葉県環境財団から「ちばの海岸保安林等の保全・再生活動支援事業」として認められ、経費が補助されている。
カレンダーはA4サイズ、28ページのフルカラー。縦見開きの仕様で、上半分には三番瀬で撮られた写真が大きく起用されている。
スケジュールを書き込むページの隅には、三番瀬で催される行事予定などの記載もある。
「実は、今年から選ぶ写真にテーマをつけたんです。今年のテーマは、鳥。今後には、海の生物など、これからはテーマをつけていこうかなと思っています」と話すのは、実行員会メンバーのひとりで広報を担当する岸本さん。
実行委員会で声を掛け合い、毎年候補となる写真を集め、その中からメンバーで話し合って写真を選ぶという。
今年起用された12枚のうち、11枚の写真が起用されたのは、田久保晴孝さんの写真。田久保さんは2001年に「三番瀬・四季の野鳥たち」(風濤社)という写真集も出している市民カメラマンで、「三番瀬を守る会」の会長でもある。
「田久保さんは、だいたい週4日くらいで三番瀬に通っている方です。三番瀬のいろんな姿を見てきていますからね」と岸本さん。
「船橋というと『ふなばしアンデルセン公園』が注目されていますが、掲載している写真を見ていただいても分かるように、三番瀬は、乳幼児のような小さな子どもも安心して遊べる場所だということを、もっと多くの人に知ってもらいたいですね」とも岸本さんは話す。
同カレンダーは、毎年、三番瀬周辺の小学校の全クラスに寄付されている。船橋市を含む、習志野、市川、浦安市の4市で、計約2900部の寄贈となる。
一般の人も購入可能で、市内では「ときわ書房 本店」(船橋市本町4-2-17、 TEL 047-424-0750)と「川守商店」(船橋市本町4-40-17、TEL 0120-02-3345)の2カ所で販売中。
そのほか、希望者は送料無料で郵送での購入が可能。申し込みは実行員会メンバーの田原さん(TEL 047-425-1508)へ電話またはFAX(TEL番号と同じ)を。FAXの場合は、送り先住所、氏名、希望部数を明記する。申し込みが受理されると商品とともに郵便振替の払い込み用紙が届き、購入者は郵便局で支払いをする。支払い手数料は購入者負担。
料金は1部1000円。現在、川守商店のすぐ近くにあるショーウィンドウに実物を掲示中だという。
また、MyFuna1月号では同カレンダーを読者プレゼントとして5部提供することも決まっている。
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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