2015年12月08日 配信

12/8(火)印内の畑に「三須トマト農園」が直売所

最先端設備のトマト農園に併設の直売所

 

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 西船橋駅と船橋法典駅を結ぶ武蔵野線の沿線に広がる広大な農園地帯に三須トマト農園(船橋市印内3-37-30 TEL047-404-2650)が畑に隣接した直売所を開店した。

 園主は、三須一生さん(38)。三須さんは、大学在学中にアルバイトしていたハワイアンハンバーガーの専門店「クアアイナ」に就職。その手腕を発揮し、複数店舗を担当するエリアマネージャー職まで務めたが、5年前に実家を継ぐために就農。これを機に小松菜農家から先端技術を使った栽培方法のトマト園芸に切り替えた。

 同園は、温度管理や湿度管理はもちろん採光までハウス内のきめ細かい生育環境を実現させるためにコンピューター管理を併用。「生育状況を確認しながらトマトが最大限美味しくなるように考えています」と三須さん。

 トマトは、陽に当たるのが1パーセント増えるだけで収量も1パーセント増えるという。そのため、反射効率をあげる為に、地面は白いシートで被い、支柱も白く塗りつぶすなど徹底している。ハウス内は土足厳禁。足裏を消毒した専用靴で入室する。

 さらに、受粉は外来種指定のセイヨウオオマルハナバチを環境庁の許可を得て使用。ハウス内で飼い、蜂を媒介にして自然受粉をさせる。このようにして手間暇かけて栽培したトマトをオープンしたばかりの直売所で販売する。

 約5坪、ログハウス調の温かみある直売所で販売するのは、ミニトマトと中玉トマト合わせて4種、大玉トマト1種の合計5種。農園のロゴには気鋭の絵本作家にデザインしてもらったというイラストを使用している。

 現在三須さんは、全国の先端トマト農家で組織されている「楽しいトマトをつくる会」に加盟。勉強会やオランダの先端農園の見学などを通じてより良いトマト栽培に情熱を注ぐ。

 木でギリギリまで完熟させたトマトを直売所で販売することで流通過程の時間ロスを減らし、最大限に糖度の乗ったトマトを地元の人に食べさせたいという思いから直売所をはじめたのだという。

 営業時間は、9時~17時半。月曜定休。

 

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MyFuna編集部

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