2015年10月20日 配信

10/20(火)二和に和食の職人の店「そば旬菜 鵠(くぐい)」

手打ちのそばと和食の技が融合

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 二和向台駅から鎌ヶ谷大仏方面にバス通りを走った道沿いにオープンした「そば旬菜 鵠(くぐい)」(船橋市咲が丘1-5-8 TEL 047-404-1690)が101日で開店から1か月を迎えた。

 

 八木が谷小学校、中学校を卒業して九段下で和食専門店「わしょくや」を経営していた白鳥進二さん(46)が91日に開店させた。白鳥さんは、母親の体調不良を機に「わしょくや」を知人に譲り、母親の面倒を見ながら仕事をしようと地元船橋に店を構えた。

 

 店名の鵠(くぐい)は、「白鳥」の古い言い方で白鳥さんの苗字から。店舗面積は、約27坪。カウンター7席、テーブル16席、掘りごたつ式の座敷が20席の合計43席。

 

 和食の職人でそばを専門に扱ったことのなかった白鳥さん。「わしょくや」を譲ってから都内のそば打ち専門学校に短期で通い、基礎を身に付けた。その後、埼玉県内の専門店で実務経験を積み、開店に備えた。

 

 食材の仕入れには船橋市場を使い、日本酒や焼酎もすぐ近くの酒屋から仕入れるなど地元業者にこだわる。

そば粉の産地はその時々の旬な場所を選び、問屋からの情報も加味して仕入れ、二八そばを手打ちする。和食の職人であると同時に「旅行に出かけた際にはその産地の地酒を賞味するのが趣味」というほどの酒好きな白鳥さん。

 

焼酎や日本酒は、店の料理やメニュー内容に合わせて辛口の物を中心に揃えている。メニュー構成に照らし、自身が納得のいく銘柄を揃えているという。

 

 昼は、ランチそばと丼などをセットにしたリーズナブルなメニューを用意。定番メニューの天丼セットは和食職人が小技を効かせた小鉢が2つ付いて950円。蕎麦つゆは白鳥さんのオリジナルで出汁をとるところからすべて手作業で行っている。

 ランチメニューはほかに、親子丼セット(950円)やとろろ丼セット(850円)、海鮮かき揚げ丼セット(1,200円)など6種のセットが用意されている。

 

 「地域に溶け込みながら、地元のお客さんに認知してもらい、保育園や幼稚園送迎帰りのママさんや、営業回りの会社員さんなどに気軽に利用してもらえる店を目指しています」と、白鳥さん。

ランチタイムには、ちょっとしたミーティングや会合に小上がりの座敷を貸し出すことも検討しているという。

 

 営業時間は、11時半~14時半、17時半~22時(21時ラストオーダー)。木曜定休。

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MyFuna編集部

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