10/19（月）東船橋駅前で「ひがふなフェスタ」

東船橋駅周辺、街を愛する人のイベント

　東船橋駅周辺の飲食店で食事をしながら街づくりを語り合ってきた「ひがふなフェスタ実行委員会」のイベントが10月17日、いよいよ本番を迎えた。

　小学生の父親たちで組織されたおやじの会やPTAで一緒に活動するうちに意気投合し、駅前の居酒屋などで食事をしながら街づくりを語り合ってきた同実行委員会メンバー。来年、東船橋駅が開設から35周年を迎えると知り、その前年にあたる今年プレイベントを企画した。

　この日、東船橋駅周辺の飲食店やクリニック、不動産会社や千葉を拠点とした千葉ロッテマリーンズ、ジェフ千葉市原、千葉ジェッツなどのプロスポーツチーム、同じく東船橋駅を使用する市立船橋高校や各小中学校も巻き込んだ盛大なイベントが行われた。来場者数は、主催者発表で5000人。

　南口ロータリーに隣接する道路を通行止めにして起震車を設置。サンクスの駐車場に特設ステージを設営。コインパーキングをすべて止めて模擬店やアトラクションブースを開設した。

　それぞれの出店者が、「東船橋駅を盛り上げたい」という実行委員会メンバーの情熱に打たれ、損益を考えず、来場者を楽しませようとブースの運営に創意工夫を凝らした。

　この日は、駅ロータリーに隣接する店舗でもセールを実施するなど駅南口が一体となって盛り上がりを見せた。

　実行委員会の別府さんは、「正直こんなにたくさんの人が来るなんて想像していなかったです。朝の設営時に雨が降っていたので心配しましたが開会前に雨が止んだのでホッとしました」と笑顔を見せた。

　来年の本番に向けて「ロータリーの通行止めや、駅南北が一体となった商店会の開設を検討しています。まだまだ、やることがたくさんありますが、今日は雨が上がってくれてよかった」と来年に向けた構想を話した。

　同実行委員会は、今後も来年の35周年に向けた実行委員会という名の「飲み会」を定期的に開催。地域を盛り上げる話を肴に熱い議論を交わしていく予定だ。

　尚、東船橋駅では35周年に向けてこれまでの駅の歩みを記録した写真を構内に掲示、ミニ写真展として駅を使用する人の目を楽しませている。

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