2015年09月30日 配信

9/30(水)市場近くにパティスリー リコ

菓子専門学校の先生が自宅近くで開業

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 船橋駅北口から船橋市地方卸売市場に向かう、市場通りに面した場所にフランス菓子を主体にした洋菓子店「パティスリー リコ」(船橋市本町6-12-9 TEL047-407-0502)が9月11日オープン、近隣に洋菓子店の少ない地域とあって地域の住民の話題に上っている。

 同店のオーナーは、中村貴使さん(42)。学校を卒業して約10年間都内の菓子店に勤務。その後、洋菓子専門学校の講師を約10年務めて独立した。もともと都内で働いていた中村さん、「妻の実家と職場との中間地点で便利な場所だから」と、いう理由で約10年前、転職を機に船橋に移り住んだという。

 「ちょっとしたものを買って客先に持って行くための洋菓子店がこの辺にはない。もし、そういう店があったら自分なら使うだろうなぁという漠然とした思いはあったのです」と、近隣に長い間住んでいるからこそのニーズで出店場所を決めた。

 「ちょっとした集まりの時に菓子を持って行くと喜ばれる。自分の菓子を持って行ってもらえたら素敵だなぁ」という思いから気軽に使ってもらえるようにと、価格帯を抑え、ボリュームが多い商品ラインナップを心がける。

 また、子どもや年配の客層にも配慮、甘さを控えめに、アレルギー対応を意識して米粉で作ったクッキーなども手掛ける。専門学校の講師を務めていたのでレシピは豊富にあるが、店頭には常時約20種類のケーキを用意する。

 グランドメニューは、「Ricoの朝焼きシュークリーム」(150円)、白あんを練り込むことでしっとり感を打ち出した「船橋ポテト」(130円)、企業秘密のレシピと特別な材料を使った生クリームがウリだという「リコロール」(850円)の3種。

 グランドメニュー以外のものは「季節に合わせた素材やレシピでこまめに変えていきます」と、毎日のように来店しても常に真新しいものがショーケースに並ぶよう工夫を凝らす。

 「今後は、船橋の素材や食材を使った商品も増やし、パウンドケーキなどのも力を入れていきたいです」と中村さん。

 営業時間は、10時~19時。木曜定休。

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MyFuna編集部

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