2015年09月24日 配信

9/24(木) プラネタリウム館で特別投映「世界一斉お月見ナイト」
月に親しむ市民向けの特別企画

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 船橋市総合教育センター プラネタリウム館(船橋市東町834、TEL 047-422-7732)で9月19日、「世界一斉お月見ナイト」と題した特別投映が行われた。

 同日には世界50カ国500以上の場所で、参加者が月を眺め、学び、月を想うイベントが開催された。「世界一斉お月見ナイト」と題されたイベントは2010年にNASAや世界的な天文愛好者団体によって始められ、船橋市では今年で3回目の開催となった。

 この日は事前に申込みをした市内在住の小学生の親子連れを中心に147人が月に親しんだ。

 会場では最初に、プラネラリウム館のドーム径18メートルの全天周型スクリーンに約3000個の星が映し出された。解説員の齊藤美和さんによると、この3000個の星は街の明かりの影響がない時に見られるというもの。

 映し出されたの星の中から、夏の大三角形や、山羊座、水瓶座、ペガスス座などの見つけ方が解説された。次に、田部一志さんが月の動きや表面の様子、月がどのように生成されたかを最新の理論を紹介しながら、やさしく解説。日本での月にちなんだ伝統も紹介した。

 解説と解説の間には、丸井恵美子さんにより「朧月夜」「雨降りお月さん」「月光値千金」などの月にまつわる曲が歌われたほか、特別ゲストの講談師・桃川鶴丸さんはダークユニバースや同プラネタリウム館の話を取り入れながら「新竹取物語」を演じた。
 

 母親と来館した菊池悠太くん(小学5年生)は「宇宙の話が分かりやすかった。特に月のクレーターのでき方がよくわかった」と話した。
 家族で参加した清宮佑介さんは「今まであまり馴染みのなかった講談が聞けたのがよかった」とも。

 「宇宙や星に興味を持つ船橋市民がたくさんいます。今後もいろいろな企画を立て、多くの方に楽しんでもらおうと考えています」と、船橋市総合教育センター研究研修班の小暮勝雄さんは意気込みを語った。
 

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  実際の外の月を投映
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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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