2015年08月31日 配信

8/31(月) 御瀧不動尊で2日間にわたる恒例の大祭

夏休みの終わりを告げる祭り

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 御瀧不動尊 金蔵寺(船橋市金杉6-25-1、TEL 047-448-2833)で8月27日、28日の2日間、「御滝不動尊大祭」が行われ、近隣住人のみならず市内各所から見物客が大勢訪れた。 

 同不動尊は室町時代に創建された。近隣の住民からは「御瀧不動」として約700年、親しまれている。

 
 同祭りは寺の開山基を祝うもので、いつから続いているかは定かではない。しかし、「祭りが始まるきっかけとなったのは、寺の開山を祝うために信者が市外からも大勢集まっていたことから、出店が並び、それが祭りとなり多くの人に集まっていただいています」と関係者は話す。「その昔は、祭りは夜通し行われていたものだった」とも。

 現在、出店は260店舗ほどが並び、「定かではないが、来場者数は1万人は超えているのではないか」と関係者。

 初日は、正門から予定通り19時30分ごろ「万灯みこし」と呼ばれる、提灯がたくさんついた一基のみこしが出発。

 大勢の男衆が「サァ、サァ」と威勢の良い掛け声を響かせながら、リズムよくみこしを上下に揺らし、1時間ほどかけて近隣を練り歩いた。

 みこしが通った近隣の公道は片側通行規制が敷かれ、沿道には子ども連れの家族や高齢者などたくさんの人々がみこしに拍手を送っていた。

 2日目となる28日は、朝から小雨が降ったり止んだりする中、17時より予定されていた高野太鼓やよさこいソーランが披露された。

 太鼓に合わせて子どもたちが「花笠音頭」を踊ると、「ハ ヤッショ マカショ シャンシャンシャン」と、観客が合いの手をいれ、会場が一体となり盛り上がりをみせた。

 19時30分からは本降りとなったが、「東京音頭」「ずんどこ節」など、おなじみの曲が流れると、雨に負けず老若男女がやぐらを囲んで次々と輪を作りながら舞い踊り、去りゆく夏を惜しむかのように遅い時間までにぎわいをみせた。

 「このお祭りは、年々、屋台が増えてにぎやかですね」と話すのは「生まれも育ちも金杉」という40代主婦。

 「子どもの時は、8月下旬にこのお祭りがやってくるので、楽しさと同時に夏休みが終わってしまう寂しさを感じたものです」と、懐かしそうに話してくれた。

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MyFuna編集部

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