2015年08月14日 配信

8/14(金) クロス・ウェーブ船橋で在宅緩和ケアの市民公開講座

市民、専門職80人以上が参加

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 研修施設「クロス・ウェーブ船橋」(船橋市本町2-9-3、TEL 047-436-0111)で市民公開講座「在宅での緩和ケアへの期待 ~在宅緩和ケアにおける病院の役割~」が7月25日に開催され、市民、専門職80人以上が参加した。

 主催は船橋地域福祉・介護・医療推進機構。今年で2回目の開催となった。講座は千葉県がんセンター(千葉市中央区)の緩和医療科の部長で医師の坂下美彦さんが務めた。

 講演終了後には、第2部として、坂下さんをはじめ、実際に在宅療養を行った経験のある家族、地域の医師、看護師など、専門職を交えながら、病院から退院し、在宅での療養生活を送った事例をもとにシンポジウムを開催。

 第3部は市の委託事業である「医療・介護相談サロン」が開催され、市民の相談について専門職が相談会を実施した。

 講座での冒頭に、「もし余命が半年と言われたら、どこで療養生活をおくりたいですか?また、どこで最後を迎えたいですか?」という坂下さんからの質問があった。

 「自宅で療養生活を送り、最後を迎えたい」という人が統計上では6割以上いると言われており、今回も参加者のほとんどが在宅療養生活を希望していることがわかった。

 しかし、在宅での療養生活についてどのようなサービスが受けられるか知っている人は少なく、退院の際に不安を覚える患者や家族は6割以上いるといわれてる。

 不安として挙げられた意見の多くが、病院から在宅へ移行する際の連携についてだという。

 医師同士、また、看護師やケアマネジャーといった支援する人同士の顔の見える関係性が構築されていることで、患者の不安も軽減できることも多いのだという。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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