2015年07月25日 配信

7/25(土) 飯山満南小学校校庭で「自転車交通安全教室」

警察官も指導に加わっての開催

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  飯山満南小学校(船橋市飯山満町1-954-4、TEL 047-463-1412)の校庭で7月22日、在校生を対象に「自転車交通安全教室」が開催され、事前申し込みをした約80人の児童が参加した。

 同校では10年以上前から毎年同教室を開催。指導を務めるのはNPO法人「環境を考える市民の会」から選出の自転車少年団メンバー12人と、飯山満公民館のスタッフ、飯山満南小学校が独自に抱える学校応援隊に加え、今年初めて、船橋東警察署からも警察官などが指導にあたった。

 そのほか、同校PTAの研修部も事前準備や受付業務を担当し、子どもたちの安全のため、集まったボランティアにより開催に至った。

 「私たちは市が掲げるテーマ、地域のテーマにあった活動をしています。子どもたちの命を守ってあげたくて。それに今は、自転車事故から巨額な罰金を課せられるという話もあります。悲しい事故を未然に防げるよう努めています」と話すのは、自転車少年団の代表・鷲見千代子さん。

 飯山満公民館の館長・川合義樹さんは「警察の人が来ているということは、それだけ自転車の事故も多いということです。事故を防ぐためには、新しくなったルールなどもしっかり勉強することが必要です」と話した。

 校庭には、白線で書かれた横断歩道や信号機が設置された交差点も出現。子どもたちは自分の自転車、ヘルメットを持ち込んで参加した。

 まずは警察官から交通ルールについての説明を受け、次に、自分が乗る自転車が安全な自転車かどうかを確認するための整備点検について学んだ。手信号や正しい乗り方も学び、その後、子どもたちが実際に自分の自転車で校庭に設置された練習コースを走った。

 練習コースには、気をつけるべきポイントの指導を受ける場所が12カ所設置され、交差点に設置されたポイントでは、信号が変わって進むときには、前だけではなく後方も確認してから進むなど、子どもたちは各所で指導を受けていた。

 「最初は難しかったけど、楽しかった」と、教室に参加していた小学3年生の女子児童。

 約1時間半の教室が終わると、用意された認定証のほか、お土産が手渡された。お土産袋にはチーバくんが描かれたウチワ、交通安全協会のオリジナル下敷き、飲み物、お菓子が入っており、受け取った子どもたちは満面の笑みを浮かべていた。

 「みなさんの乗っている自転車を見ていたら、身体に合っていない自転車に乗っている子も多かったように思います。お父さん、お母さんに、今日学んだことを話して、自分の自転車が合っているものかどうかを確認してもらいましょう。自分で自分の命を守って、事故のない夏休みにしましょう」と同校学校応援隊の代表・佐久間義寿さん(81)は、子どもたちにエールを送った。 

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飯山満南小校長の関 郁子先生(左)と自転車少年団代表の鷲見千代子さん(右) 器具の設置もPTAや学校応援隊らがボランティアで行う
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飯山満公民館の館長・川合さんも参加 「ありがとうございました」と子どもたちの大きな声が校庭に響いた

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MyFuna編集部

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